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『捜査に支障をきたすため言えません』まるで他人ごとの河井夫妻

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通常国会こそもう出て来る必要がないと思う、河井克行・案里夫妻

犯人しか知り得ない事実は、公判維持のため普通は被害者も口にすることはない。しかし自分たちが被疑者として捜査されるのに、まるで他人ごとの口ぶりに驚いた。
『捜査中であり、捜査に支障をきたさないよう発言は差し控えさせていただきます』。

公選法違反容疑で事務所の家宅捜索を受けた河井克行衆院議員、河井案里参院議員の国会議員夫妻は口を揃えて記者団に語った。
それなら何故2ヶ月半も姿をくらましていたのに今頃のこのこ出てきたのか?

まあ、きちんと説明をしてしまったら公選法違反を天下に晒すことになる。何も言えないということが、これまで報道されてきたことを裏付けることになる。黙っているのが自分たちのためではある。

克行氏はパワハラ、案里氏は知事批判のブーメラン

克行氏は以前も秘書に対するパワハラが報道されたことがある。秘書に高速道路でスピード違反を強要し、広島県警が警告したこともある。
これも本来なら当然、検挙対象だ。

案里氏に至っては広島県議時代、知事の後援会を巡る金銭問題で知事を責め、『男らしくなさいよ!』『私なら知事を辞職する』などと言い放ち、今、自分への大きなブーメランとなっている。

警察が公選法違反容疑で家宅捜索をした場合、ほぼ100%立件する。
河井氏が安倍首相の側近であろうが、案里氏が菅官房長官の肝いりで出馬したものであろうが、まず逃れようはないだろう。

もりもと  なおき

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森本 尚樹 早稲田大学卒。元新聞記者。約20年間、県議会議員を務めました。現在は福祉関連の会社の参与と在京シンクタンクの研究顧問

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