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『無神経の極み!』と、東京五輪日程発表を米紙が痛烈に批判

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無神経以外の何者でもない五輪日程発表

やはりだれもが思うことだ。政府や東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会、JOCがバタバタ大騒ぎして、来年に延期になった東京オリンピックの日程を決め、それをIOCが了承。『来年7月23日』と、30日に正式発表されたが、さっそくアメリカの新聞には『無神経の極み!』痛烈に批判されている。

日本人の美徳は相手の心を良い意味で忖度するところではなかったのか⁈
世界が今、何万人もの犠牲者を出しながら未知の敵、新型コロナウイルスと必死の戦いをしている時、なぜ東京オリンピックの日程を発表しなければならないのだ。

日本人はコロナより五輪が大切なのか!と世界は思う

新型コロナウイルス感染拡大への対応に全ての国が全力を挙げる中、『延期となった五輪の日程が決まりました』など、余りにピントのズレた世界に向けた情報発信だ。

もちろん、発表はIOCバッハ会長ではあるが、バタバタしていたのは政府であり大会組織委、JOCだ。わずかでも現在の世界の様子を慮ることをしたなら、今、とてもそんな状況でないことは子どもの常識でも分かる。心の底から恥ずかしい。

やはりアメリカの新聞には厳しく批判された

30日の米紙USAトゥデー(電子版)は、東京五輪の新たな大会日程が発表されたことについて「無神経の極みだ」と国際オリンピック委員会(IOC)を批判した。

同紙の運動担当コラムニストは

『世界中が疫病と死と絶望に包まれている時に、なぜ日程を発表する必要があるのか。せめて暗いトンネルを抜けて光が見える時まで待てなかったのか』

と述べ、新型コロナウイルス感染拡大の推移を見ながら、状況改善を待つべきだったとした。

また同紙は『来年7月に感染が終息している保証はない』として、発表が拙速だったと、厳しい論調だ。

確かに半年前までに世界中で収束しなければ、来年も開催は危ぶまれるだろう。延期が正式に決まってから、この世界情勢の中、なぜわずか6日で来年の日程を発表したか、理解できない。

もりもとなおき

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森本 尚樹 早稲田大学卒。元新聞記者。約20年間、県議会議員を務めました。現在は福祉関連の会社の参与と在京シンクタンクの研究顧問

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