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『Withコロナ』を生活スタイルにする限り東京五輪は無理だ

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実際、東京オリンピック・パラリンピックが来年7月、行われると信じている人は安倍さん、小池さん、森喜朗さん以外ではどのくらいいるのだろう。私は絶対、無いと思う。再延期はないというから中止だろう。ごく普通に考えたらの話しだ。

完全収束は台湾以外ないし、米は恐ろしい第二波の予測

新型コロナウイルスの感染が完全に収束した国は台湾などを除きほとんどない。わが国も収束しないまま、秋以降の第二波、第三波は確実だ。台湾だって諸外国との行き来が再開したら、収束したままとは済まないだろう。

アメリカなどは8月末に第二波がきて、10月までに17万人が死亡するとの恐ろしい予測が昨日、出された。
当然、夏より冬に感染力は増すだろうし、秋以降、北半球はインフルエンザとともに感染が拡大することが心配される。

この4人はやる気満々だが…

北半球、南半球で交互に感染拡大の可能性

あと北半球と南半球での季節の違いから、地球全体での同時収束はあり得ない点だ。
特効薬もワクチンも研究開発が進んでいるが、まだまだだろう。

IOCやJOCはワクチンに期待をしているが、早くて2021年だ。それだって時期によるし、世界中の人に行き渡るまでにどれだけかかるのか

今後、参加できないことを表明する国も出てくるだろう。自国の国民が何万人も感染症で亡くなり、オリンピック参加など普通に無理だと考える。

"With コロナ"を生活スタイルにする限り五輪は無理

そして『With コロナ』などをこれからの生活スタイルにする国に、恐ろしくて選手を派遣しない国も出てくるかもしれない。

巨額の予算を投入し、贅沢な施設もたくさん完備した。
五輪のために多くを犠牲にして頑張ってきたアスリートたちのことを考えると胸が痛む。
そして何より多くの国民は東京での2度目のオリンピックを楽しみにしていた。

しかしながら今後、ダラダラと湯水の如くカネを使うのはさらに国民を不幸にする。心から勘弁してもらいたい。
普通に考えたら東京五輪は絶対に無理なんだから。

ことし7月、東京五輪延期を正式決定するまで未練が残り、コロナへの注意喚起、対応が遅れに遅れた安倍政権と小池都政の重大な瑕疵は、忘れてはならない。

もりもとなおき

  • この記事を書いた人

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森本 尚樹 早稲田大学卒。元新聞記者。約20年間、県議会議員を務めました。現在は福祉関連の会社の参与と在京シンクタンクの研究顧問

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