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いじめ4人組の1人がリーダーで、完全に職員室崩壊していた東須磨小

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教員4人組が後輩教員に執拗ないじめや暴行、嫌がらせを繰り返していた神戸市立東須磨小学校は、その後の関係者らの驚くべき証言から、完全に職員室が崩壊していたことが次第に明らかになってきた。

40代女教師が『(被害教員に)反抗して学級つぶせ』と児童らに指示も

同小の仁王美樹校長がこれまでの経緯を神戸市教育委員会幹部が同席し、会見で答えた。女性教員の児童への話しなど、かなり真相に迫る話しもしたが、驚くべき証言も。4人組のひとり40代の女が、いじめ被害者が学級担任の児童に

『反抗しまくってクラスをつぶしたれ!』とか、『誰やねん。そんなヤツ知らんわ』

と、担任の被害教員を無視するよう指示していたという。
この教員は前校長のお気に入りで、女帝扱いされていたとも言われている。

会見した仁王校長

前校長もパワハラ体質、4人組の2人はお気に入りだった

これまでの報道通りの4人組の悪行が報告されたが、校長はそれを全く解決しておらず、管理能力のなさを自ら露呈した。ほかに4人組の内2人は前の校長と仲が良く、その校長にもパワハラ体質があったことを示唆した。

教育委員会には報告しており、自身は隠蔽するつもりは無かったとしたが、教育委員会との食い違いも目についた。

これまでに発覚したのは、30代3人、40代1人の4人組が、20代の男性教員に昨年から激辛カレーを食べさせたり目にいれる▽性的なLINEを無理矢理他の女教師に送らせる▽新車の上に土足でのる▽家に送らせる▽暴力でミミズ腫れにさせたーなど。執拗ないじめを続けていた。また他の女性教員にもセクハラなどを繰り返していた。

学級崩壊ならぬ完全に職員室崩壊していた東須磨小学校

また、テレビで放送されたが、本当ならこれは許すことはできない。飲み会でひとりの加害教員が障害のある児童の真似をネタにしたのに、笑わなかったことからいじめたという、教育者として許すまじき話しも出てきた。

4人組がやってきた傍若無人なふるまい、あるいは校長の具体的な話しから、完全に学級崩壊ならぬ職員室崩壊しているのではないかと思った。

校長も教育委員会も彼らを二度と東須磨小の教壇には立たせないとしたが、教員免許剥奪し懲戒免職にしない限り、また他の小学校の教壇に立つ。
それでは子どもを持つ親たちは許さないだろう。

4人組に刑事罰を科すのは不可欠だ

暴行、傷害、暴力行為、器物損壊など、いじめどころか刑事罰に問える事件だ。
被害教員の告訴はもちろんだが、神戸市教委としても刑事告発すべきだろう。内部処分だけで絶対に終わらせてはいけない。

もりもと  なおき

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森本 尚樹 早稲田大学卒。元新聞記者。約20年間、県議会議員を務めました。現在は福祉関連の会社の参与と在京シンクタンクの研究顧問

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