島根県は優しい自治体だなと思う。この知事さんには関心することばかりだし、これこそ自立した自治体の姿だと思う。

島根県が基礎疾患持つ人に帰省支援
このコロナ禍、島根県は県外に住んでいる基礎疾患を持つ島根県出身者に対して、帰省支援を行うことを発表した。
帰省支援の対象となるのは、まん延防止等重点措置の適用地域のうち、全入院者及び新型コロナの重症患者への確保病床使用率が50%以上の地域に住む島根県出身者とした。
コロナ感染者がダントツで全国一少ない(20日現在298人)島根県で、出身者をコロナ禍から守るのはもちろん、病床使用率が高く医療逼迫している他の自治体を助けることも目的ということが分かる。
丸山達也知事の発想だろうが大したものだと思う。

基礎疾患のある人はコロナ禍から一時避難できる
島根県によれば支援の内容は、対象者が宿泊施設に宿泊する際、費用の半額を助成する。上限5000円で最短は6泊からさい最長で13泊宿泊することができる。
期間は4月24日から6月2日まで。きょうから申し込み受付。13泊できればコロナ蔓延地域から"一時避難"できるかもしれない。
島根県では今年2月から2か月間、同じような帰省支援を、行い10人が利用した。
丸山知事…コロナ対応不十分なら五輪反対と、問題提議も
丸山知事は先日はコロナ対応が不十分なままでの五輪開催反対と、県内での聖火リレー中止の検討したいと表明し、コロナ禍の東京五輪強行に問題を投げかけた。
地元代議士竹下亘氏や国、オリンピック組織委員会など、強い反発と嫌がらせがあったと思う。
また昨年のGW前は県外に住む島根県出身者に県が帰省をとどまってもらう新聞広告を出したが、その文章が優しさと思いやりに満ちていると、全国的な話題となった。
元総務官僚。こんな人もいるんだなと思う。
もりもとなおき