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えっ、これで⁈ 大学生のアルバイト収入が過去最高とか

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バイト収入、大したことないが、過去最高の額とか

親も大変なんだからもっとアルバイトをしたらどうだいーと言いたくなるような低い数字で驚いた。

全国大学生協連は、昨年秋に実施した学生生活実態調査をまとめたが、学生がアルバイトで得たひと月の収入は自宅生で40920円、下宿生で31670円で、これでも過去最高の記録だという。

調査対象は全国の国公私立30大学の1万1000人。データ的には何ら問題はないが、感じた疑問は『そんなに少ししかバイトしてないの?』だった。
それとお金のかかる下宿生の方が自宅生より少ないのも。普通、日当は7〜8000円あるんだろうから、月に数日、働いているだけなんだろうか。

バイト増は親からの援助減少と奨学金へのためらい

生協連はバイト収入が増えた要因として親からの小遣い、仕送りが減っている。さらに将来の返済への不安から奨学金の借り入れをためらう結果、アルバイト収入が過去最高になったと、分析している。

うちの子どもたちは2人ともよくバイトを頑張っていたようだ。
娘もいつも働いていたし、息子は新宿区のネカフェで、怖い経験もしながらアルバイトをしていた。

以前、ある大学で授業を持ったとき、アルバイトについて尋ねたら、教室にいた50人のうち、何らかのバイトをしている学生はわずか数人で驚いたことがある。
いったい夜とか土日とか何してるんだろうと。

大学講師をしている妻に聞いたら『お父さんの時代と違う。今は文科省の大学への指導で授業もほとんど休めないから、バイト時間は思うほど取れないんだと思う』と。

最近は授業の出欠が厳しく、なかなかバイト時間がないとか

 

学生時代、若いサラリーマンより稼いでいた自分としては全く理解できないが、まあそうなんだろう。

バイトでコミュニケーション能力の向上を

しかし就活の達人とみんなから言われていた娘に言わせたら『コミュニケーション能力を鍛えたのはアルバイトだった。特に水商売』と言っている。

アルバイトは社会に出る練習場。大学の出席に支障がないよう、もう少し働いた方が良いのではと、老婆心ながら思う。

ちなみにバイトをしている学生の割合は自宅生80.2%、下宿生は68.5%しかいない。

下宿生でバイトをしていないのは30%強もいるが、実家が金持ちでも、やはりやった方がいいと、言ってあげたい。

もりもと なおき

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森本 尚樹 早稲田大学卒。元新聞記者。約20年間、県議会議員を務めました。現在は福祉関連の会社の参与と在京シンクタンクの研究顧問

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