細野豪志の失敗
特に好きな政治家でもないからどーでもいいんだが、細野豪志がついにルビコン川を渡ってしまったなと、感じている。
以前から自民党入りが噂になっていたが、とりあえず二階派の会員となり、環境が整えば正式入党の時期を伺うんだろう。
かつては有名美人タレントと浮き名を流し、あのフライデーに掲載された京都の夜の路チュー写真はなかなかカッコ良かった。
1年生議員の時から民主党のホープと言われ、党首になる日もそう遠くはないはずだったのに、どうしたんだと思う。
小池百合子で道間違えた⁈
まあ、間違いはやはり前原と同じく小池百合子か。一昨年の希望の党への合流。まさか小池のひとことの失言で、地獄に落ちてしまうとは、前原共々、予想もしなかったんだろう。
私は日本の政治の世界は自民党が非自民党か2つの範疇しかないと思っている。自分が政治家の道を選んだ場合、どちらで生きるかということだ。
非自民の中で、できたり消えたりする政党を渡り歩くのはどうってことないが、非自民と自民党の間には普通は渡れない大きな谷がある。
だから渡った場合、"政治生命"に関わると、私は思う。
細野豪志は完全に行き詰まっていた。今回の二階派への合流彼が出した結論だろう。
地元静岡県の支持者の落胆は大きいだろうし、自民県連の反発もちょっとやそっとではないと推察される。20年近く戦ってきた訳だから。
オーラのある政治家でから、この度の迷走はあまりにもったいない。せっかくキャリアを積み上げてきたのに、よりにもよって二階派で一から雑巾掛けとは…
もりもと なおき