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すでにジジイだが、ジジイとババァは嫌いだ

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『自分もジジィだが、ジジイ、ババァの感性は全く合わない(笑)』

自分自身がすでにジジィの域だが、一般的なジジィやババァの感性は昔からどうも合わない。SNSを利用していても思うし、名古屋市長河村のメダル騒ぎで改めて痛感した。

私はハタチから精神年齢が成長してない。いつまでも青春時代が隣にある。仕事上でも気合いを入れるときは'70安保闘争のシュプレヒコールや長渕の『トンボ』が頭の中を流れるのだ。服装や見映えも年齢より若い。


ハタチの頃からのアメリカントラッドは、半世紀近く変わらない。
今でも優秀な若者やヤル気のある連中と話しをするのは大好きだ。24才のキャリア官僚にも友人がおり頻繁に意見交換してるが、たぶん彼も私をジジィと見ていない。

91才で亡くなった母も最後まで喫茶店のモーニングが好きだった。毎朝の朝日新聞と週刊文春、新潮を毎週楽しみにし、政治から芸能まで詳しかった。
可笑しいのはババァがババァを毛嫌いし、家に来るのは20才以上は下の"友人"ばかりだった。

若者にも高齢者の生活や考え方を理解して欲しいが、じーさん、ばーさんも若者の文化や風俗を知るべきだ。
両者が理解し合ってこそ初めて高齢化社会への国家的対応ができるというものだ。

しかし現実はどうも高齢者は若者文化への理解がなさすぎる。理解することを放棄しているような気がする。
キモいと言われたくなければ清潔にしたらいい。ユニクロへ行けばジジィやババァでも履けるダメージジーンズだってある。履いてみたら間違いなく視野も世界も広がるよ。


異常な少子高齢化。若者1人が高齢者4人以上を面倒見なきゃならない日本だ。われわれジジィやババァはもう少し若者文化を知り、理解することが大切だ。自身老け込まないためにも。

"ハタチの肉体を取り戻すことはできなくとも、ハタチの心は取り戻すことができる"
(ハタチから全く成長してない私かも。ダメージジーンズだけはやめた方がいいと妻が)

もりもとなおき

  • この記事を書いた人

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森本 尚樹 早稲田大学卒。元新聞記者。約20年間、県議会議員を務めました。現在は福祉関連の会社の参与と在京シンクタンクの研究顧問

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