広くPCR検査をし、アビガン投与を実行していたら…
新型コロナウイルス感染拡大前に出来るだけ幅広くPCR検査をして、軽症のうちにアビガンを投与していたら、もうとっくに感染拡大は収まっていたのではないだろうか。
検査をやりまくり軽症のうちに隔離した台湾や韓国はすでに経済活動を再開している。
テレビニュースで世界各国のPCR検査実態をやっていたが、わが日本は僅か1.9%でドイツの15分の1。いわゆる途上国並みで改めて少なさに驚いた。

やっと各地の医師会が民間での検査を始めたが、今も大半が初診の医師じゃなく、患者が検査をするか否かを、都道府県の保健所が決定していることにも驚きだ。最初から不思議で仕方なかった。
現場の医師の声が保健所の職員に否定されることは普通、有り得ないだろう。

専門家に耳を借さなかった厚労省の失敗
アビガンの効能は軽症患者なら90%、重症者でも60%に大きな改善が確認されている。
もちろん催奇性という恐ろしい副作用も確認されているが、それは服用対象を考慮したら良いことだ。
厚生労働省のクラスター感染拡大を押さえていくことが中心の初期の方針は、市中感染の拡大ですでに破綻している。
テレビのワイドショーなどで活躍している白鴎大学の岡田晴恵教授はかなり早い段階で、PCR検査の拡大と各病院に発熱外来を設けることを当初から主張していた。
今となってはなぜ厚労省や政府の専門会議は聞く耳を持たなかったのかと思う。とにかく政府の専門会議は病院の院内感染を防ぐ対策をないがしろにしてしまった。
アメリカのレムデジビルとアビガンを同時に
なぜが世界80か国から要請のある国産アビガンよりも、アメリカのレムデジビルの方を厚労省は特例認可する方針を打ち出した。

アビガンについては安倍首相も当初からかなりの期待をかけ、増産をメーカーに働きかけてきた。政治家の皆さんは厚労省に対し強い政治主導でアビガン使用を働きかけるべきだ。
石田純一さん、そしてずっと陽性が続き肺炎を発症したフリーアナウンサーの赤江珠緒さんもアビガン投与で速やかに改善したことが伝えられている。
もりもとなおき