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なぜ卑劣な性犯罪があとを絶たないのか。解消なき男女格差も誘引だ

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あとを絶たない卑劣な性犯罪

強姦、強制わいせつ、あるいは盗撮からのぞきまで、女性の人権を踏みにじる卑劣な性犯罪事件が後を断たない。
例えば強姦などは戦前、あるいは20〜30年前にくらべれば、数字的にはグッと減ってはいるが、気になるのは表面上は社会的にキチンとしたヤツの犯行がひじょうに増えている気がする。

例えば学生による性犯罪だと東大や慶応、国立大学医学部の一流と言われる大学の学生による相次ぐ卑劣な輪姦、強姦事件。
最近だけでも豊かな家庭環境(カネがあるだけかも)に恵まれていたはずの東大生や慶応大生による極めて悪質な強姦事件は、社会に憤りを与えた。

欧米を中心とした"Me too"運動の高まりの中、日本でも伊藤詩織さんが実名を出して自らが体験した強姦被害を告発。イギリスBBC放送が番組をつくり世界に発信した。

 

世界に発信された、女性国会議員からのバッシング

しかし被害者であるはずの詩織さんが日本社会の激しいバッシングで、国内で生活することを断念、イギリスにいる。被害者がなぜバッシングに逢わなければならないのか。特に女性によるバッシング、それも現職国会議員からのものにも驚愕した。

LGBT問題で驚くべき考えを示した杉田水脈は、ネット番組で詩織さんを侮辱しただけでなく、BBCのインタビューでは、「彼女の場合は、あきらかに女として落度があります。男性の前でそれだけ飲んで記憶をなくして」と。

さらに「社会に出てきて女性として働いているのであれば、嫌な人からも声をかけられるし、それをきっちり断るのもスキルの1つ」。さらに「嘘の主張をした」とも。
この女のインタビューには国会議員だけに欧米の多く視聴者を驚かせた。

 

男女格差も性犯罪の原因か?ジェンダーギャップは世界で114位

女性政治家の性犯罪に甘いこうした発想、見解に暗澹たる思いに駆られた女性は多いだろう。
強姦被害者に対しての投げかけた『女としての落ち度がある』。これは結果、性犯罪者をかばうとんでもない発想だからだ。

私は根強い日本社会の男女格差も根底にあると思う。ダボス会議を主催する「世界経済フォーラム」によれば、男女格差の度合いを示す「ジェンダーギャップ指数」は、日本は世界144カ国中114位という低さ。過去最低となっている。
性犯罪ほど女性の人権を蹂躙する行為はない。卑劣な性犯罪を防ぐのはもちろん、男女の格差のない社会を構築することが何より大切だ。

もりもと なおき

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森本 尚樹 早稲田大学卒。元新聞記者。約20年間、県議会議員を務めました。現在は福祉関連の会社の参与と在京シンクタンクの研究顧問

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