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のど飴に謝罪せよ、空転の熊本市議会。イジメの感もするが飴にも驚き

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また全国ニュースに熊本市議会


熊本市議会は大切な予算審議はきちんとできているのか⁈

赤ちゃん連れで本会議場に入って物議を醸した同じ緒方夕佳市議が、今度はのど飴をなめながら登壇したことが問題視され懲罰動議にかかり、1日間の出席停止処分になった。

この間、こんなくだらないことで市議会は8時間、空転した。

普通の議会ならこうだろう。

まず議長が緒方市議が飴を舐めているのを認識し、気になるのであれば『緒方議員、何か口に入ってますか?』

緒方議員『今、風邪をひいていて、話の途中で咳こんだらご迷惑なのでのど飴を舐めてます』

議長『あまりよいものではありませんから、出してください』

緒方議員『はい、わかりました』

ところが途中、ヤジが飛び収集がつかなくなった。とはいっても、議会をきちんと運営するのは議長の裁量。こんなバカバカしいことで議会を混乱させた責任は大きい。

普通ならこんなやりとりで8時間も揉める案件じゃない。1分間で終わる話しだと思う。謝罪する必要もない。

緒方議員への意趣返しと取られても仕方ない


赤ちゃんの時、世論は緒方議員の味方をし、全ての議会の女性議員と育児の関係を考えるきっかけになった。また、世界の中でいかに日本の議会が立ち遅れているかを示す、良い事案にもなった。

そんな意味で熊本市議会は全国に恥を晒した訳で、多数の議員らは緒方議員に面白くないものを引きずっていたのかもしれない。

そして当日の1時間にもおよぶ質疑。慣れ合い議会の苛立ちが見て取れる。のど飴で懲罰は、そんな中での緒方議員への意趣返しだったのかもしれない。

まあ市民だけでなく全国民が呆れていることをお忘れなく。

飴なめながらにも驚いた

ちなみに私は約20年、議会というところにいて結構、発言もしましたが、飴を舐めながら質問をした経験はありません。同僚にも1人もいませんでした。むせた時のために、どこの議会も演壇には水が置いてあります。飴を舐めながら質問していた緒方議員にも元議会人としては少々、驚きました。

もりもと なおき

  • この記事を書いた人

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森本 尚樹 早稲田大学卒。元新聞記者。約20年間、県議会議員を務めました。現在は福祉関連の会社の参与と在京シンクタンクの研究顧問

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