また常軌を逸した子どもの虐待が濃厚だ。なんと威力のあるエアガンでわずか1才の幼児を執拗に撃ち、大ケガをさせ、その後、子どもは肺感染症で死亡した。

わずか1才児にライフル型のエアガンでBB弾を数十発
警察は若い夫婦を傷害容疑で逮捕したが、まさかそれでは終わらせないだろう。警察、検察には容疑が固まれば最大の法令を適用して欲しい。
これまでのように子どもを虐待し、死亡させた親には、船戸雄大受刑者(34)=懲役13年確定=のように大半が傷害や保護責任者遺棄致死罪。
殺人罪より刑罰は遥かに軽く、これでは子どもは浮かばれない。
逮捕されたのは福岡県川田市、父親の自営業常慶雅則(24)と母親の藍(24)両容疑者。

2人は2018年11月下旬ごろ、3男唯雅ちゃんにライフル型のエアガンでBB弾数十発を撃ち、全身に全治約3週間の内出血を負わせた疑い。
顔や頭からだに内出血のアザや傷が数十か所も
唯雅ちゃんの顔やからだには、エアガンで撃たれたとみられる内出血やアザ、傷が数十か所もついていたのを、救急隊員が確認している。
唯雅ちゃんはけがの直後に肺感染症で死亡した。福岡県警捜査1課は、両容疑者が虐待で死亡させた可能性もあるとみて調べている。
日常的に虐待し放置していた可能性が高いという。
エアガンはライフル型など連射式のものなど、複数所有していた。
5人の子どもがいたが、すでに次男も病死している
夫婦は毎年のように子どもが生まれ、唯雅ちゃん含め5人の子どもがいたが、次男は2016年に病死している。
長男に対する虐待の疑いもあり、通報されたこともあった。
長男、長女、次女は児童相談所に保護された。
今回の件について常慶は『撃ってない。長男が撃った』などと供述している。
わずか1才でエアガンで執拗に撃たれ、どんなに怖く、痛かったか。本当に子どもに対する虐待は、特別法令を整備すべき時にきている。
子どもを健やかに育てることを考えている普通の親から見たら彼らのやっていることは、完全な子殺、殺人としか思えない。
もりもと なおき