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また東京女子医大。医者特有の間違ったヒエラルキーを感じる

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東京女子医大…この病院の経営陣はいったいどんな人たちなんだ。昨夏もボーナスゼロ回答で批判を浴びた。理事会は当然のように医師ばかりなんだろうか。何倍もいる看護師らも経営陣の一角に入れないから社会常識からかけ離れたことを度々、やらかすのだ。

"コロナ感染したら無給"と、職員に突然の通達

東京女子医大病院は新型コロナウイルス感染の治療にもあたっている。騒ぎになったのは先月末、大学から職員に向けての文書通達だ。

コロナに感染して仕事を休んだ場合、原因によっては「無給とする」などとなっていたことが職員らを驚かせた。

当然、今、全国のコロナ対応病院の医療従事者は厳しい職場環境に置かれている。患者を守るため、自身も感染しないため、休みも取れない中、心身とも追い詰められた状態で職務に従事している。

説明無き通告は現場の士気をいかに下げるか

そしてどんなに細心の注意をしていても、感染者と向き合っていれば常に勤務中に感染するリスクはある。
『原因によっては』という説明無き通告が問題なのだ。こうした現場への気遣いのない一方的な通達は、現場の士気をいかに下げるか。

ボーナスゼロ回答と同じく、この大学病院の経営陣は分かっているのだろうかと、いうことだ。

経営陣の医師に間違ったヒエラルキーの存在を感じる

メディアの取材には、『これまで大人数での会食やカラオケなどを自粛するよう繰り返し要請してきた』としたうえで『このような要請に明らかに反した結果』としたが、これは分かり切ったことだ。

どうも医者が1番、経営者が1番という間違ったヒエラルキーの存在を、この大学病院の話しを聞く度に痛感する。

以前も2歳男児に禁忌薬を過剰投与して死なせるとんでもない医療過誤事件を起こし、特定機能病院の承認を取り消されたこともあった。

大学及び女子医大病院は、利用者の信頼に耐え得るガバナンスをきちんと発揮すべきだ。

もりもとなおき

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森本 尚樹 早稲田大学卒。元新聞記者。約20年間、県議会議員を務めました。現在は福祉関連の会社の参与と在京シンクタンクの研究顧問

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