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まるで殺人タックル⁈日大アメフト部のラフプレー

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アメリカンフットボールは1番、アメリカ🇺🇸に近いスポーツで、フィジカル、メンタル、そして頭脳、三拍子そろった男しかできないスポーツと信じ、プレイヤーを畏敬していた。特にわれわれの世代は京都大学・京大ギャングスターが一世を風靡し、尊敬を集めていたこともあり、ずっとそのように思っていた。

だから、昨日、大きく報道された関西学院大学対日本大学というアメフトの名門同士の試合で起こった日大選手の極めて汚いラフプレーには、本当に腹が立って仕方がない。

素人でも分かる反則技

素人が見ても酷さが分かる。ボールを離した瞬間じゃない。2秒も経ってからの、後ろからの猛烈なタックル

世界中のアメフトプレイヤーで、こんな汚いプレーをすることは絶対、あり得ないという。関学の司令塔であるQB(クオータバック)も重傷を負ったが、ダメージを与えようと意図してやったのは、明白だ。

場合によっては屈強なアメフト選手でも、命にかかわる。

ひじょうに悪質なこうしたプレイはレイトヒットといわれ、軽蔑される。

監督の指示との報道も

昨夜は各テレビでトップ級扱いでニュースが放映されたが、JNNなどは、(関学のQBを潰せという)内田正人監督の指示があった可能性を示唆するなど、かなり踏み込んだ報道をした。

内田監督

当の日大は、アメフト部のHPで簡単なコメントを出したが、当事者はもちろん、内田監督は姿も見せず。

この試合のあとも普通に他大学と試合をしていたというから、関係者はその無神経さに驚きを隠せない。

日大アメフト部、昨年は19人もが退部しているらしい。

監督は経営陣でも大学No.2

聞けば内田監督はワンマン理事長の側近で日大経営陣No.2の常務理事の地位にもある大幹部だ。

アメフト部だけじゃなく、大学や8万学生の名誉のためにも、逃げ隠れせず会見をすべきだ。

日大といえば各運動部に一流アスリートを多数、抱える名門だ。その中でもアメフト部はひときわ輝く。

もし報道されているように監督の指示であれば、内田監督は即刻、辞任するしかないだろう。廃部は免れないかもしれない。

他大学も日大との交流戦は、控えざるを得ない。

相撲、女子レスリング、今度はアメフトまで。スポーツ界の嫌なヤミを払拭する改革が必要だ。

もりもと なおき

  • この記事を書いた人

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森本 尚樹 早稲田大学卒。元新聞記者。約20年間、県議会議員を務めました。現在は福祉関連の会社の参与と在京シンクタンクの研究顧問

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