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イングランドのふて腐れ見て安心。ラグビーを神聖視し過ぎたかも

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銀メダルポケットにしまう選手らに、マナーかと思った


ラグビーワールドカップ決勝戦。私はてっきり準優勝チームは首にかけてもらった銀メダルは、直ぐに外してポケットなどにしまい込むのがのマナーかと思ったくらいだ。

ラグビーの本場中の本場、イングランドの選手たちが皆んなそうしていたから、本気でそう思った。

しかし見ているうちに首にかけてもらうのを拒否する選手もいた。
ポケットに入れるのもかなり無造作だ。

あのふて腐れた態度は負けた悔しさだったのか!

そして代表コーチのエディ・ジョーンズはじめ皆んなかなり険しい表情で、闘った後の清々しい雰囲気は全くなかったから、これは負けた悔しさを態度で示しているんだと、やっと分かった。

案の定、母国イギリスのメディアはじめ多くが彼らのこの行為を捉え、スポーツマンシップの欠如、ノーサイドの精神を踏みにじったことを厳しく批判していた。

聞けば16年ぶり2度目の優勝を目指していたという。せっかくの準優勝なのに、自分たちの価値を下げてしまったようだ。

やはり素晴らしかったラグビーとラガーマンたち

今回のワールドカップではラグビーの面白さ、チームワークの素晴らしさ、男の肉体の限界、あれだけの闘争心で激しいぶつかり合いをしても、試合が終わったら相手を称えるノーサイドの精神を学んだ。

特に日本チームの爽やかさには教えられることが多かった。このままだとラグビー選手は皆んなキャプテンリーチ・マイケルのように人格者で、ひのうちどころのない男らしい連中ばかりと錯覚するところだった。

だからイングランドの選手の人間臭さを見て少し安心した。

イングランドのメディアは日本に学べと、自国選手を叱っていた。

もりもと  なおき

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森本 尚樹 早稲田大学卒。元新聞記者。約20年間、県議会議員を務めました。現在は福祉関連の会社の参与と在京シンクタンクの研究顧問

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