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インバウンドに押され、京都の日本人観光客が毎年、減ってきた

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行きたいけどなぜか躊躇する京都旅行

今は桜の季節。そして令和がスタートするGWは10連休。京都にでも行きたいところだが、何故か億劫になる。道中の大渋滞、名所の混雑ぶりを想像するとついつい控えてしまう。
京都への旅行はこれまでも大変な経験をしているからだ。

大好きなのになかなか行けない。日本の象徴みたいな古都だから、外国からの観光客で賑わうのは当然だが、とにかくごった返しているのだ。

 

実は私と同じような考えの人は多いようだ。京都市内で宿泊した日本人観光客がなんと4年連続で減少。日帰りの観光客も前年割れしているという。

外国人を含む観光客の過度な増加による混乱が、日本人の「京都離れ」を招いているようだ。

もちろん人気がないわけじゃない。逆だ。私と同じく行きたくても手控えている状態ではないだろか。

"オーバーツーリズム"の弊害が

同市内の主要ホテルを対象にした調査では、昨年の外国人の宿泊者数は、前年比5・3%増の122万9030人だった。
これに対し日本人は同9・4%減の206万2716人。全体では同4・4%減で、日本人の京都離れが全体の京都来訪者を減らす結果になった。

減ったとはいえ、これでも凄い数字だが、爆発的に増える海外からの観光客によって弊害が生じることを"オーバーツーリズム"とというらしい。

イタリアなど世界の観光都市でも問題視されているが、京都の場合は日本人観光客を減らしているのが、その弊害か。

観光客は欲しいが京都のイメージ失いたくないジレンマ

観光日本のためにはインバウンドをもっと増やさなければならない。
しかし日本人みんなが憧れる京都は静かなゆったり感のあるところだ。
ホテルが高くなり、なかなか取れないのもオーバーツーリズムの弊害だ。

有名寺院がこれほどゆったりしていることはすくない(仁和寺で)

若い頃、よく京都を訪れたが、"アンノン族"と言われる若い女性グループの旅行が目立つ程度で、大原は本当に静かだったし、哲学の道も人とぶつかり合うことはなかった。

祇園はゆったり散策したい

いつも京都らしい散策ができる街であって欲しいが、なかなか難しい。

もりもと なおき

  • この記事を書いた人

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森本 尚樹 早稲田大学卒。元新聞記者。約20年間、県議会議員を務めました。現在は福祉関連の会社の参与と在京シンクタンクの研究顧問

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