未分類

コロナに打ち勝った証どころか、完敗し打つ手がない絶望感

投稿日:

簡単に言えばもはやコロナ対策に国としてうつ手はなく、東京、神奈川、千葉、埼玉の一都三県に発令されている緊急事態宣言は21日に解除されるようだ。信じられないが本当だろう。

打つ手がないのか?

コロナ感染者数、下げ止まりから確実に増加へ

この1週間のコロナウイルス感染者は前の週の1週間より増えているから、本来なら解除できない。
打つ手がないからは本当のところだろう。世界でも類を見ない。凄い政府だなと、改めて絶望的な気持ちだ。

変異種による感染も拡大している。徳島のような地方でも無作為抽出ながら、イギリス型変異種の感染者9人も見つかったから、都市部では相当、蔓延しているのは間違いない。

さらに2週間後の感染者数はとんでもない数となり、第四波となるのはもはや疑う余地もない。

肝心のワクチン、医療従事者さえ接種ごくわずか

肝心のワクチンもいまだ医療従事者の接種さえ1割も満たない。
IOC会長のバッハが、選手に中国製のワクチンの提供云々との話しをしていたが、こんな戯言には呆れてものも言えない。

コロナに打つ手がない国にやって来る選手は恐怖しかないだろう。このコロナ禍の下、五輪強行に強いこだわりを見せるバッハの異常ともいえる執着心も気になる。

菅首相などは『人類がコロナに打ち勝った証としての東京オリンピック…』云々と、口を開けば言ってきたが、コロナに打ち勝った国など、世界でわずか数カ国もない。
欧米や日本は完敗しているではないか。

政府は無策でも、国民は自暴自棄になるのはやめよう

きょうは東京で桜が開花した。恐らくどの繁華街も先週の日曜日より多くの人で賑わったことだろう。

私もランチに外へ出たが、いつも普通に入れる喫茶店、蕎麦屋が満員で別の場所を探すほど、人の出は多かった。道路もずいぶん混んでいた。

政府の無策の前に、国民もどうしていいか分からないのだ。しかし国民が自暴自棄になり、感染症退散を怠るのだけはやめよう。

もりもとなおき

  • この記事を書いた人

morimoto_ naoki72

森本 尚樹 早稲田大学卒。元新聞記者。約20年間、県議会議員を務めました。現在は福祉関連の会社の参与と在京シンクタンクの研究顧問

-未分類

Copyright© 森本尚樹の"社会面の作り方" , 2023 All Rights Reserved.