コロナ対策、コロナ対応は自治体の長、とりわけ大都市の首長の能力や努力の差が如実に出てきたようだ。住民も自分たちの命にかかわることだ。彼らの仕事ぶり、能力を冷静に判別しよう。

コロナより都構想や大村リコールに走ったツケの大きさ
大阪や名古屋市が医療崩壊寸前で、とんでもない事態になっている。吉村知事や河村市長がコロナ第三波への対応を、腰を据えてやらなければならない時に、都構想の住民投票だの、大村知事のリコール運動などに全精力を傾注していたことは全く否定できない。
吉村知事などは都構想に命がけだったなどと一昨日、ツイッターに投稿しているくらいだ。これには多くの人が驚いているし、ネットは識者も含めて厳しい批判に溢れている。
完全に底が見えたパフォーマー知事・小池さん
東京都しかり。真面目に?春から夏にかけては毎夕、記者会見してきた小池知事だが、7月の都知事再選後にはやる気のなさがありありだ。
最近は『5つの小』など、大東京のリーダーとはとても思えない、パネルを掲げて顰蹙をかった。
そのへんのおばさんの言う話なら分かるが、いやしくも東京都知事だ。完全に底が見えてしまった。
そしてGoToトラベルの東京参加についても、毅然とした意思を示さないまま。仲の悪いはずの菅首相に押し切られたのは明白だ。
都知事といえば大統領並みの顕現を持つ。コロナ感染拡大をさせていると医師らも警告する中、国に対して中止を求めなかった小池知事の責任は大きい。
医療危機招いた3人の首長の責任は極めて重大
これら首長に共通するのはパフォーマンス政治家ということだ。だから選挙には滅法、強い。
しかしながら本当の自治体の危機、住民の危機の時はからしき能力がないことをコロナ禍の前では露呈してしまった。
大阪、名古屋、東京に医療の危機を招いた責任は極めて大きい。
吉村知事は自衛隊に看護師らの派遣を要請した。しかし自衛隊だって全国の16病院で、きちんと現状に合わせて定数を維持しているのだ。大阪を助けたら当然、必ず他にしわ寄せがいく。吉村知事はそこのところきちんと理解てきているのか心配になる。
とにかくパフォーマンスはいいから3人の首長はコロナ対策に全てをかけるべき。地方は大都市の影響はデカいのだ。
もりもとなおき