プライベートジェットは荷物検査の義務無し。これが平和ボケ?
荷物がデカいほど怪しいと普通は考える。それがX線検査機に入らないからと、素通りした。何故、開けさせて中を確認しなかったのか全く理解に苦しむ。

関西国際空港のプライベートジェット専用施設では荷物の保安検査が義務化されていないが、同様施設のある各地の空港も事情は同じ。
税関のエックス線検査も違法薬物の持ち出しなどが対象で、全件実施されるわけではないとか。これが日本の平和ボケと言うヤツか。
日本経由なら何でもありになる⁈
そしてプライベートジェットはセレブが多い。だから中身を確認しなかったのだろうか。まさかな⁈
もしそうだとしたらテロリストを日本経由でどこへでも飛ばせる。核爆弾でも中身の検査が無ければ運べるということだ。
田舎の空港から東京往復するだけでも、上着まで脱がされX線の検査機にかけられる。この厳しいチェック体制もプライベートジェットなど例外にしたら全く意味がない。
元米軍特殊部隊兵士も参加していた
カルロス・ゴーンのおかげでプライベートジェットを使用する際の危機管理が改めてクローズアップされたが、時すでに遅し。
相当に用意周到だった。ゴーンから雇われた連中には米軍特殊部隊の元兵士もいたらしい。日本国内の10ヶ所を事前に調査し、関空に決めたようだ。
やはり思いつきの突発的な出来事ではなかった。相当、準備に時間をかけていたんだろう。
雇った協力者への報酬など数百万ドルが支払われているというから、まあ、いい仕事をしたということだ。

わが国の主権がアメリカに堂々と侵されるている現実
しかし凄いなあでは済まないし、関空の出入国管理体制だけを批判できない。横田基地や沖縄の米軍基地などはアメリカそのもの。日常的に米軍やCIA要員がノービザで出入りしているといわれる。日本を訪れた政治家も横田基地から米国へ帰還するケースもあるが、出国手続きをしているとは思えない。これは許されるのか?ということだ。
まさにわが国の主権の問題を改めて問われたゴーンの逃亡劇だったと思う。
もりもと なおき