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ゴーン被告特別背任事件。詳しい報道は検察あせりの証明かも

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各社の報道が詳しいのは検察のリークのおかげ?

カルロス・ゴーン被告は結局、クリスマスを東京拘置所で過ごし、お正月も同所で迎えるが、ともに逮捕されていた側近のグレッグ・ケリー被告は25日、保釈された。保釈金は7000万円。

 

今回、日産のゴーン被告関連のニュースを見たり読んだりすると、東京地検特捜部の焦りが手に取るようにに分かる。

例えば勾留請求を東京地裁に却下されたあと、ゴーン被告らの保釈は確実だったが"本命"の特別背任で再逮捕をした。逮捕は3度目。

それで驚いたのはテレビ、新聞はいきなりこの特別背任の内容についてかなり詳しく報道を開始したということ。

 

報道へのサービスは、検察あせりの証明?

田舎の検察庁しか取材経験はありませんがまあ 、検察取材は厄介なことこの上なし。
事件がブン屋らに潰されてはたまらないと、被疑者逮捕以降は検事はほとんど語ることはない。

 

敏腕記者(笑)の私でも検察取材は手こずったんだから、朝毎読といえども、なかなか取材は無理だったように思います。

それがゴーン被告の容疑内容について例えば逮捕わずか数日後に、NHKの記者でもとうとうと何が背任に当たるのか、どれだけ会社に損害を与えたのかなど、信じられないくらい詳細にリポートをしていた。

過去の特捜事件でこんなのは聞いたことがない。記者らにはとにかく隠して、騙して裏をかいて特捜事件を組み立てていくのが、東京地検特捜部のやり方だった。

途中、リークをして特定の社に書かせたりもするが、大概、読売であったり朝日であったり1社のみ。記事にさせることで世論の事件に対する感触を探ったりしていた訳だ。

今回は各社、詳しく内容を知っているような気がする。

検察への風当たり厳しく

とにかく検察捜査には風当たりは強い。すなわち世界的企業の経営者を、果たして金融商品取引法違反(有価証券報告書の虚偽記載)容疑くらいで、身柄拘束までしていいのかという世論。
さらに東京地裁が勾留請求を却下したことに対し、さらなる再逮捕で対向したこと。
これはフランスなど海外メディアも痛烈に批判している。
焦った特捜部がマスコミに対し、異例のリップサービスをして事件の真相解明への理解を図っているような気がする。

そして公文書改ざん事件でも1人も起訴できなかったことをはじめ、"政権に忖度している。権力に弱い"と、ここ数年、国民の間に募っている検察への根強い不信感。

この事件だけはポシャらせる訳にはいかないという、強い思いが逆に悪循環となっている気がする。

もりもと なおき

  • この記事を書いた人

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森本 尚樹 早稲田大学卒。元新聞記者。約20年間、県議会議員を務めました。現在は福祉関連の会社の参与と在京シンクタンクの研究顧問

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