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ジムロジャーズと堺屋太一が示した恐ろしい日本の近未来

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やはり少子化は国を滅ぼす⁈

世界一の投資家として有名なジム・ロジャース氏が、
『日本は50年後に消滅する。国の借金は天井知らずのうえ、人口の減少が続いているからだ。これを食い止めるには移民の受け入れしかない』
と、提言している。

さらに日本のあり様を何十年も前から予言、小説に書くなどしてことごとく当ててきた堺屋太一さんも、亡くなる直前に企画していた小説では、
20年後、日本国力は世界で50〜60番目の国になってしまうと警告するはずだったという。

その理由もジム・ロジャースと全く同じだった。

すでにGDBは世界25位

日本のGDBはアメリカ、中国に次ぐ第3位。中国に抜かれたとはいえ、まだ世界3位だ!という政治家までいるがアタマがお花畑と言わざるを得ない。

すでに一人当たりのGDBは世界で25位。先進国では最下位グループだ。人口が1億2000万もいるから、個人GDB✖️人口で、世界第3位というだけのこと。
そうした意味で10億人の中国の世界第2位も極めて危ういものだ。

ジム・ロジャース氏は日本の経済政策については『真逆のことをしている』と指摘。つまり借金を増やし増税をする。人口が減っていく中で増税はダメだという。

とにかく歳出を削減しなければいけないが、日本の歳出と借金は今や制御不能になっていると、絶望的な感想だ。

そして少子化への対応として移民を推奨するが、日本人が外国人を嫌いなことを指摘。なら、シンガポール方式を取れば解決できるとした。

シンガポールは90%が移民の国

シンガポールはわずか50万人の国だったが、今や大量の移民を受け入れ、人口は550万人にも膨らんでいる。

成功の秘訣は移民を国家がコントロールしたこと。キチンと教育を受けさせる。優秀な人材は引き上げる。
当然、シンガポール国民として働いてくれる。
あと、シンガポールへ旅行した人は気づくと思いますが、シンガポールは完全な警察国家。もちろん民主主義は堅持されているが治安を守るという意味でだ。

市内を自動小銃を抱えた警察官がパトロールするのも、いろんな国からの多民族の流入があるからだろう。
ジム・ロジャースは日本はシンガポール方式をとるべきだと、勧めている。

今の日本の選択肢は子どもを増やす、移民を増やす、生活水準を下げるーどう考えてもこの3つしかない。

もりもと なおき

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森本 尚樹 早稲田大学卒。元新聞記者。約20年間、県議会議員を務めました。現在は福祉関連の会社の参与と在京シンクタンクの研究顧問

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