企業イメージを考えたらこのやり方はどうなんだ?例えマイナスになっても異端者を出さないためにも、企業論理としてはケジメをつける方が大事なんだろうか。

何とセブンイレブン敷地内に別のセブンイレブンが!
大手コンビニ・セブンイレブン本部がフランチャイズ契約を解除するなど揉めていた東大阪市の東大阪南上小阪店の店舗敷地内に、本部直営のセブンイレブン仮店舗を建てたというから驚きだ。
元店舗からその距離わずか3mほど。
直営店はさっそく本部社員により営業を始めたが、やはり大ニュースになった。
利用者の中にははこの力で押さえつけるセブンに様々な思いが募るし、全国で店舗を経営する人にはどう映っただろう。

掟破りの時短営業にセブン本部が力で対抗した
元々、同店オーナーの松本実敏さん(59)が家族経営に困難をきたし、24時間オープンの時短を要請。本社が拒否したものの店主が強行した経緯がトラブルの発端だ。
このオーナーの考え方はセブンはもちろん、他のコンビニにも及び、コンビニ経営の苦しさと厳しさを利用者に知らせるきっかけとなった。
少なくとも完全24時間オープンというコンビニの一丁目一番地の考え方は崩れたのは、間違いない。
そしてこうしたフランチャイズシステムそのものが見直される結果となった。
元オーナーは社会に問題提起するも、本部の対応はキツかった
社会に問題提起はしたものの、セブン本社のこの店に対する対応は厳しかった。
本部側は平成31年末にFC契約を解除し、翌1月に建物引き渡しなどを求めて大阪地裁に提訴。続いて松本さんも契約解除の無効を求めて提訴し、現在、係争中。
今回の騒動派裁判結果を待たずセブン本社が強行手段に出たカタチだ。
元オーナーの店は休業日状態なので、これまで利用していた人には、仮店舗開店は便利にはなったが…
もりもとなおき