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タブレットが面会からナースコールまで。介護現場で威力を発揮

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タブレット面会からタブレットによるナースコール、見守りまで。介護の現場も人的サービスに加え、電子端末機器の利用でますますお年寄りにとって密度の濃いサービスが整ってきた。

コロナ感染拡大への不安から介護施設の面会制限厳しく

身内のお年寄りが病院や介護施設に入っていると、できるだけ見舞いや面会に行ってあげたいものだ。皆さん、同じ思いだが、この春から状況は一変した。

新型コロナウイルスの影響による行政指導や自主的な規制で、病院や介護施設の楽しみな面会が極端に制限されたからだ。

そして夏になりやっと緩和の兆しは見え始めたのも束の間。7月以降の感染の拡大で、どこもさらに厳しい面会制限を強いられている。

高齢者にとって愛する家族とのしばしの面会は生きる糧にもなっている。
それが春先から制限され、突然、息子娘夫婦や孫が面会に来ないことに、事情が全く呑み込めないお年寄りも多い。

お年寄りにも嬉しいタブレットやスマホでの面会実現

突然、家族と会えなくなったストレスで体調を崩してしまったり、精神的に落ち込んでしまった人も多いと聞く。明らかに認知が進行する人もいる。

高齢者施設ではこうした問題を解決するために、タブレットを利用する施設も出始めた。家族のスマホなどとLINE電話などで繋ぐことで、"タブレット面会"を行なっているところも徐々に増えてきたようだ。

例え画面越しでも家族と顔を見ながら話したり、孫の元気な姿を確認し、皆さん、本当に嬉しそうだと聞く。
とても良いことだ。

徳島県内で初、ナースコールにも/イツモスマイル

さて前置きが長くなったが、サービス付き高齢者向け住宅を多数運営するイツモスマイル株式会社(本社・徳島市佐古二番町)が、こうしたタブレット端末を使い、また画期的な取り組みを始めた。 

入居者とご家族を繋ぐために「ZOOMクラウドミーティング」を用いて、家族がパソコン、タブレット、スマートフォン等から簡単に利用できる。

そしてコロナ対策としてだけではなく、今後は日常の生活ツールとして定着させる。

専用アプリの開発で在宅での利用も視野に

もちろんここまではやっている事業者はある。画期的なのはナースコールにタブレット端末を導入したことだ。同社が6月に開設したイツモ川内(徳島市川内町)には全38室の壁にタブレット端末を設置。
入所者がナースコールした場合、瞬時に事務所や職員のスマートホンに反応、居室内を映像で確認できる。直ぐにに両者が映像を見ながら話しができるから、緊急にも瞬時に対応できるようになった。

ナースコールもタブレットと介護士のスマホを繋ぐ


このシステムが可能となったのは、同社が東京の情報通信会社と開発した専用アプリにある。アプリを使用することで、近い将来、在宅介護での利用も視野に入れている。徳島では初、全国でもまだほとんどない。

同社はこれまで、入居者のベッドに体調管理の端末を取り付け、家族や介護士に体調の変化を知らせる『見守りシステム』を開発、注目を集めた。今回はさらにそのシステムを進歩させた。

スマートホンやタブレットが、介護の現場で不可欠になってきたようだ。

もりもとなおき 

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森本 尚樹 早稲田大学卒。元新聞記者。約20年間、県議会議員を務めました。現在は福祉関連の会社の参与と在京シンクタンクの研究顧問

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