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ノーベル賞で思い出すノーベル賞飴をなめていた幸せな少年時代

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ノーベル賞飴を知ってますか?


子どもの頃、大好きなノーベル賞飴というのがあった。大阪の叔母が甥である私にたまにお菓子やおもちゃを送ってくれたが、必ず缶入りのこの飴が入っていた。

チョコやオレンジやイチゴとか、色んな味がし、小さなメダルの形の飴の表面にはノーベルの胸像が浮き彫りになっていた。

まだ日本のノーベル賞受賞者は、湯川秀樹博士ひとりだった時代。この飴を舐めながら子どもながらにぼんやりですが、自然科学への思いも膨らみました。

成長するにつれ、叔母からもらうのはお小遣いに変わったので以来、食べることはなくなった。

はちみつきんかんのど飴も


きょう、京都大学特別教授、本庶佑さんのノーベル医学生理学賞受賞のニュースで、ふとノーベル賞飴を思い出しました。

便利な時代です。Googleで調べてみたら、何と!はちみつきんかんのど飴など普段からよく舐めている飴は、ノーベル賞飴を作っていたノーベル製菓ではないですか。

あとスーパーレモンキャンディ、VC-3000のど飴、のど黒飴、男梅など。

中にチョコが入ったアマンドキッスもノーベル製菓だったとは。

この会社は創業1929年。京都大学の湯川秀樹博士が1949年、日本人で初めてノーベル物理学賞を受賞した年にノーベルの登録商標を取得。52年にノーベル賞飴を作り、ロングセラーに。社名も59年、ノーベル製菓とし、ますます、発展しています。

たまたま社長が湯川博士と知り合いだったとか。

なぜ大阪の叔母が小包に入れてくれていたのかは、本社が大阪で、超人気商品だったようです。

もりもと なおき

  • この記事を書いた人

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森本 尚樹 早稲田大学卒。元新聞記者。約20年間、県議会議員を務めました。現在は福祉関連の会社の参与と在京シンクタンクの研究顧問

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