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バド桃田選手の奈落の底からの復活にスポーツマン魂と男をみた

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奈落の底から這い上がった男


自ら奈落の底から這い上がった男は、顔つきまで変化していくから不思議だ。それまでのいかにもチャラいヤツが逞しく、爽やかに変わった。最近のバドミントンの桃田賢斗を見るたびに思うし、心底凄い男だなと思う。

2015年、世界選手権で日本勢初の銅メダルを獲得するなどエース街道を突き進んでいたが、16年4月に発覚した闇カジノ店出入りを巡る違法賭博問題で、一瞬にして輝かしいキャリアをパーにした。若気の至りとはいえ、身から出たサビ。

若きエースとしてもてはやされた挙げ句の、浮わついた発言や行動、ファッションにまで批判が集中したのは記憶に新しい。世間からの容赦ないバッシング。もうバドミントンはできない…と、本人は最悪のことも覚悟しただろう。しかし日本協会が下した処分は無期限対外試合出場停止。辛うじて復帰への道は閉ざされなかったことが桃田を救った。


謹慎が実力と人間力を高めた


いつ明けるかも分からない謹慎期間中は、バドミントン教室で子供たちを指導したり、所属するNTT東日本の仕事にも真摯に打ち込んだ。

"バドミントンができることは当たり前じゃない"ー以前は走り込みが嫌いだった。今は1日も欠かさずランニングを続け、フィジカルの強さとスタミナを身につけた。

そして17年5月、待望のコート復帰が叶う。さらに今年からついに日本代表にカムバック。卓越した技術に加え、謹慎中に鍛えた屈強なフィジカルと強いメンタルが支える粘り強さで初の世界一に輝いた。

尊敬される選手になる素晴らしさ

百田は事件当時、世界ランキングは今より上の2位だった。しかしあの事件がなかったら、実力と人間力を兼ね備えたこれだけの選手になっていたかどうかは疑問だ。実力はもちろん、あの若さで、国民から尊敬されるスポーツ選手になったことは、何より素晴らしい。

もりもと なおき

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森本 尚樹 早稲田大学卒。元新聞記者。約20年間、県議会議員を務めました。現在は福祉関連の会社の参与と在京シンクタンクの研究顧問

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