日向46の歌にもあるが『あざとかわいい』という言葉をよく耳にする。
われわれ世代は"あざとい"という言葉には全く良いイメージはない。しかしながら"あざとい"のに"かわいい"とはどういうことなのか。

フリーアナウンサー田中みな実
抜け目がなく貪欲なのにかわいい存在とは?
あざといは本来は抜け目がないとか、貪欲という意味で使われていたはずだ。あざといヤツとは、男でも女でも嫌なヤツの形容詞だった。
しかし今、この2つの言葉が一緒になった造語、"あざとかわいい"は、女の子のことを指すようだ。
昔は松田聖子に代表されるぶりっ子という言葉が流行ったが、どちらかというと似ている言葉かもしれない。
しかしぶりっ子は当時、女の敵のような扱いを女の子たちから受け、ぶりっ子のレッテルを貼られたらタレントもバッシングされた。
一般の女の子でもイジメの対象になったほどだ。
あざとかわいいは今や愛されキャラらしい
しかしこの"あざとかわいい"は、ぶりっ子とニュアンスは似ているものの、どうも愛されキャラのようだ。
男ウケを狙ってぶりっ子を演出するのが本来の意味だが、男受けを意識し自分のことをかわいく見せる。正体はバレていて、その努力がかわいいということのような気がするが、どうだろう。
フリーアナウンサーできわどい写真集がバカ売れした田中みな実などはこのあざとかわいいキャラらの代表らしい。最近は動物、猫なども言われるが、猫がそこまで自分を演出できるかどうか。
パンケーキ好きの裏に見え隠れする菅首相の強権政治
ところで菅首相は若い時からお世辞にもイケメンではなく、かなり悪相ではあると思う。
このオヤジをパンケーキが好きというだけで『かわいい』という若い女性が多いというから、菅さんもあざとかわいいのかもしれない(爆)

メディアへの圧力、学問への圧力など早くも強権政治が見えてきた。パンケーキに隠された総理のあざとさに気づこう。
もりもとなおき