きょうからブロ野球が開幕する。例年より23試合も少ない120試合だから、意外な選手が飛び出してくるかもしれない。
そして無観客という静寂の中での試合は選手たちのプレーにどんな影響を及ぼすかも興味深い。

大声援なく負け越した大相撲の小兵力士炎鵬
ブロ野球選手や大学、高校野球の強豪チームのスター選手は、観客やファンの大きな声援を力に変え、神がかったプレーを見せるところがある。
声援なき試合では果たして実力以上のスーパープレー『熱盛り』が出るのだろうか。

大相撲の小兵力士炎鵬が、無観客場所ではなぜか調子が出ず負け越した。
この場所中、なかなか力が発揮できないことについてインタビューに答えた炎鵬は『自分はお客さんから大声援をいただいて力が出るタイプ。静かだとキツいです』と、話していた。
ブロはやはり熱狂的な声援が自身の糧になる証明だ。
サイレント試合の楽しみ方もある
NHKの番組で元ロッテのエース、ジョニーこと黒木知宏が球場がシーンとする中でのゲームは、これまで声援にかき消された選手の動きまでも聞こえると、指摘していた。
例えばバットにボールが当たる音ひとつでも、芯でとらえたか、微妙に外れたか。それでボールの飛距離も推測でき、プレーに影響を与えるのではと、言う。
『パシッ!』というグラブにボールが入る音を聞いても、守備の巧さが分かる楽しみもあるようだ。
こんな話しを聞くとまたテレビで野球を見る楽しみも出てきた。
なぜ中日は下位予想しかないのか?根尾君に期待
ひとつイラつくのは、野球評論家らの順位予想だが、わが中日ドラゴンズは最下位か、良くて5位ばかりだ。昨夜はひとりだけ2位を予想した奇特な評論家がいたが、川上憲伸(ドラゴンズOB)だった(汗)

ことしこそは甲子園のスター、根尾昂君が活躍することを期待しているんだが、根尾君、どうしてるんだろう。
もりもとなおき