全ては愛する妻メーガンを守るため
かつてのグループサウンズ、ガーナビーツのヒット曲で『オーケイ!』という歌があった。
例え世界中が〜♫僕に冷たくてもオーケイ、君がいればオーケイ〜♫
ヘンリー王子ご夫妻はまさにこんな気持ちじゃないんだろうか。
ヘンリー王子は心からメーガン妃を深く愛しているんだろう。
妻への卑劣なマイノリティ差別、その元凶である英国タブロイド紙とそれに寄生するパパラッチから愛する妻を守るためにはこの方法しかなかったのだと思う。

あまりに酷い英国のタブロイド紙とパパラッチ
母ダイアナがパパラッチに追われ、事故死した時、ヘンリー王子はまだ12才。母を死に追いやったタブロイド紙とパパラッチの存在は、ずっとトラウマになっていたに違いない。
そして結婚が決まって以来、絶えることなく続いてきたタブロイド紙の目に余るメーガン妃攻撃だ。
このままではメーガン妃が母ダイアナの二の舞いになると、ヘンリー王子が考え悩んだことは容易に推察できる。

タブロイド紙による看過できないメーガン妃への差別記事
ヘンリー王子、メーガン妃夫妻は1月8日、王室の主要メンバーとしての役割から退き、今後は北米で多くの時間を過ごすとの声明を発表したことが、イギリス国内で大きな波紋を呼んでいる。
古い王室を重んじる多くの保守的な人たちは一様に批判しているが、英国在住のマイノリティーの人たちは、本当にホッとしているという。
ヘンリー王子夫妻がようやく、イギリスのクズメディアが浴びせかけてきた嫌がらせから逃れられるかもしれないからだ。
タブロイド紙を中心にこれまで続いてきたのは、スキャンダルではなく白人と黒人の両方を親に持つメーガン妃に対する人種差別的な卑劣な攻撃だった。それを根元に様々な批判が作られていった。
正式に王室を離脱、新天地北米で幸せに
この度、エリザベス女王もヘンリー王子夫妻の正式な王室離脱を認めた。今後、2人には国費は出ない。夫妻で生活の糧を作らなければならないが、大丈夫だろうと思う。
ヘンリー王子の母ダイアナと妻メーガンへの思いは結婚式の前日、ダイアナ妃が好きだった忘れな草を自ら摘み、ブーケにしてメーガン妃に手渡したエピソードで、良くわかった。

議会制民主主義の立派な国と思い込んでいた英国が、想像以上に酷い人種差別の国であることにも嫌な気分だ。
2人には幸せになって欲しい。
もりもと なおき