落選で離婚の噂がささやかれるトランプ夫妻
トランプ大統領とメラニア夫人は恐らく離婚するだろうと、欧米のマスコミが伝えている。
落選し権力の座を降りるダンナにはもう用はないというよりも、この4年間でほとほと疲れたのがメラニア夫人の本音だろう。
これまでのファーストレディほど社会的活動やメッセージを発信するなど、ファーストレディの役割を務めるケースは少なかった。
トランプのエキセントリックな性格。元々旧ユーゴスラビアから独立したスロベニアからの移民の子であるメラニア夫人は、移民を排除するトランプ氏の政策にも不満や葛藤があったのかもしれないーとの見方もあるようだ。

ファーストレディには未練ないメラニア夫人
メラニア夫人と娘婿は早い段階で敗北を認めることをトランプ氏進言しているから、ファーストレディにはもはや未練はないのだろう。
ところでメラニア夫人のような妻を『トロフィーワイフ』と呼ぶそうだ。
カネや名誉や権力を得て功成り名を遂げた男が、再婚、あるいは3度目、4度目の妻に若くて美人で派手なモデルのような女性を選ぶ。
まるで栄冠の証としての立派なトロフィーみたいな妻という意味だ。だから素晴らしい妻を人に見せたいという優越感も働く。
全く女性に対し失礼な例え話しとは思うが、そうした男に選ばれるというのは、多くの女にとっても名誉なことなのかもしれない。

寝室を共にしておらず、メラニアが手を振り払った
離婚の噂の根拠としては、2人の間の子どもであるバロン君への財産分与の交渉をしている。
ホワイトハウスで寝室を別にしていたとも言われる。欧米で夫婦が寝室を別にすることは、仲が冷え込んでいることを意味する。
また多くの人々の前で手を繋ごうとしたトランプの手を、メラニアが露骨に振り払り、嫌悪感を示したとの目撃談もあるようだ。
しかし離婚の話しはもっと真実味があるような気がするが、他人の家庭の本当のことは分からないと思う。
このほか落選でトランプ氏が破産する、あるいは何らかの罪で刑事訴追されるとの噂も真実味を帯びている。
もりもとなおき