1位柳井正、2位孫正義
Forbes日本版の大富豪50人の長者番付が発表されたが、前年トップだったソフトバンク孫正義氏が2位となり、代わってユニクロで有名なファーストリテイリングの創業者、柳井正氏が2016年以来、トップに返り咲いた。
柳井氏(左)と孫氏
その資産は柳井氏が2兆7670億円、孫氏が2兆6670億円。
柳井氏の保有資産249億ドルは、前年から56億ドルの増加。この1年間で最も資産を増やした。
安い価格の衣料を提供してきたユニクロのオーナーが長者番付でトップは驚きだが、今、リビングでくつろいでいる自分のいでたちを見て納得した。
下着、トレーナー、パンツ、スウェット、靴下、身につけているのは100%ユニクロじゃないですか。
やはりリーズナブルな衣料で日本一の富豪になるには、個人がこれくらい極端な利用、消費をするくらいでなければ、成し遂げられないんだと、変に納得した。
ちなみにソフトバンクものは周りを見回したが何もなかった。
大富豪50人の保有資産は20兆6700億円
昨年の番付で1位だった孫氏は今年は2位だが、ソフトバンクの株価は上昇しており、孫氏の保有資産も前年から21億ドル増加、240億ドルとなっている。
ちなみにトップ10
長者番付に名を連ねた50人のうち31人は、日経平均株価が前年比で5%近く上昇していた一方で、前年より資産を減らしていた。
リストに名前が挙がった50人が保有する資産の総額は、前年の1860億ドル(約20兆6700億円)より少ない1780億ドルとなった。
番付に入った各氏の保有資産は、2019年3月22日の株価の終値と為替レートに基づき算出。非公開会社の場合は、類似した公開会社の財務比率その他との比較から推計している。
柳井氏の資産にはため息しかでないが、衣料品業界の低価格状態を進めないために、消費者としてはこれ以上、ユニクロの安売りは望まない。
創業者が個人資産を積み上げていく仕組みは良く理解できないが、社員にももっと還元すべきじゃないだろうか。
もりもと なおき