人気のある結婚相手の勤め先は?
この結果をみて安月給で毎日、夜中まで働いている国家公務員の人たちはずいぶん、勇気づけられたことだろう。
このほど民間の与信会社リスクモンスターが20〜50代の男女に『結婚相手に希望する勤め先』を尋ねたところ、トップが国家公務員、続いて地方公務員、3位がトヨタ自動車だった。
1、2位が公務員ということは、今は給料は安くても、絶対潰れない安定性、将来の退職金の高さなどが人気を集めたのかもしれない。

1に給与、2に福利厚生、働き方改革の進捗度も
回答者がこうした勤務先を選ぶ上で重視したのは、給与額(52.9%)がダントツでトップ。以下、福利厚生(36.7%)社員を大切にしているか否か(33.6%)、将来性(30.5%)。
やはり今現在の給与は最重要ポイントか。
あと勤務地(30.3%)子育て支援の有無(19.7%)サービス残業の有無」(13.6%)なども重要なチェックポイントだった。
これらを見ても結婚相手の勤務先の働き方改革の進み具合、子育て支援も重要なポイントになっていることも分かった。
公務員人気は給与より安定感。IT関連の人気が上昇中
民間より給与が低いといわれる公務員だが、それ以上に長い期間を通しての安定性が買われたのかもしれない。
それと2000万円貯めなくても、定年まで全うすれば2000万円を超える退職金も入る。
4位以下はパナソニック(6.4%)▽5位 全日本空輸(ANA、5.1%)▽6位 Google日本法人(4.8%)▽7位 ソニーと三菱商事(同率3.6%)▽9位 東日本旅客鉄道(JR東日本、3.4%)▽10位 Apple Japan、日本航空(JAL)任天堂(同率3.2%)が入った。
GoogleやAppleはもちろんIT業界の人気は高く、13位に楽天(3.0%)18位にアマゾンジャパン(2.4%)32位にヤフー(1.4%)57位に日本マイクロソフト(1.0%)が入った。
昔の繊維や鉄のようにIT系はまず沈むことは考え難いから、まだまだ人気がでるかもしれない。
こうした調査、データは企業にとって大切だ。やはり結果をきちんと分析し、この会社に勤める人と結婚したいと多くに思ってもらえる企業を目指すべきだろう。
もりもと なおき