あまりの存在感の希薄さとオーラのなさが逆に印象的だった
参議院議員(当時)時代の上野宏史を旧みんなの党の会合で初めて見た時、こんな小者の国会議員っているのかと思ったのを昨日のことのように覚えている。
みんなの党の昔の仲間たちと上野について情報交換をしたが、『こんなヤツいたの?』との地方女性議員の声も。


こいつに対し旧みんなの党の仲間が厳しいのは、みんなの党を離党し、人気のあった橋下維新に移った3人組のひとりだから。それからみんなの党は瓦解に向かったからだ。
私は上野の存在感の希薄さとオーラのなさが、あまりにも際立っていたから逆に覚えていた。
超エリートとはとても思えない陳腐な利権計画
開成高校〜東大〜ハーバード大学ケネディスクール〜経済産業省〜国会議員。
ケネディスクールは世界のエリートが集う。もし政治家になればその場所で培った人脈が、将来国家国民のために生きてくる。
絵に描いたような超エリート。日本のために働くべき人間だったのに、外国人ひとりアタマ2万円の利権をやろうとして、人生しくじった。
いやいや、まだ分からない。最近の自民党はかなりの不祥事でも、みんな不死鳥のように復活するからな。
音声データという明確な証拠の中、さあ、警視庁や東京地検特捜部はどうすることか。
もちろん期待はしていないが。
しかしあの地味キャラがいつこんな汚ない利権を覚えたのか。厚生労働政務官という立場を丸々利用し、業者に現金を要求するんだから、犯罪そのものじゃないか。
卑しくも政務官だったんだ、逃げ隠れせず会見くらいしろ
政務官を引責辞任したが、会見くらいするべきだろう。
そして議員を即刻、辞職すべきなんだが、体調不良を理由に姿をくらました。どこまでも卑怯なヤツだ。
こんな輩に税金から歳費や活動費など年間1億円もの税金をドブに捨てるごとく使われると思うとゾッとする。
言った言わないの話しじゃない。
上野の明白なあっせん利得行為を実行しようとする計画が、明瞭な音声でデータに残されたではないか。
辞任について上野は「法令(あっせん利得処罰法)に反する口利きをした事実はない。報道は大変遺憾だ」とした上で、辞任の理由を「政務官の立場にあることで誤解を招きかねない」などと説明したという。
事実がないなら政務官を辞めるなよ。逃げ隠れせず会見しろ。
もりもと なおき