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不足の骨髄ドナー、希望者急増。多くの白血病患者も救う池江さん

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池江さんの完治祈り、骨髄ドナー登録問い合わせ激増

池江璃花子さんの白血病公表のニュースは聞いただけで胸が締め付けられた。彼女にとって大切な時。まだ18才。本人が一番、悔しいだろうけど、今は治療に全力しかない。
本人が言うように、乗り越えれない壁はない。

 

少なくとも夏目雅子さんや本田美奈子さんの時代に比べ、白血病の治療は格段に進歩している。必ずや完治し、元気に復活することをみんなが信じて待っています。
日本中が祈るんだから、神様もうかうかできないはずだ。

池江さんのニュースで日本骨髄バンク(東京)にドナー登録の手続きなどの問い合わせが相次いでいる。

同バンクはツイッターで「池江選手の報道があり、たくさんのお問い合わせを頂いています。まだまだドナーは足りていません」と改めて協力を呼び掛けている。

骨髄移植の友人、ドナー呼びかけをライフワークに

ところで治療が難しい白血病には骨髄移植が有効だが、私の若い友人山口明大君も10数年前、白血病と診断された。幸運なことに適応する骨髄が見つかり、手術は成功、元気に仕事をしている。

彼も自分の命が救われたことに感謝し、骨髄バンクへのドナー登録を呼びかけることを自身のライフワークにし、全国規模のユニークな活動を続けている。

彼は昨日、FBにこう書いた。

今、僕は、ドナーさん、そして骨髄バンクに携わる全ての人たちのおかげで生きている。
自分にできることは、白血病が誰にでも発症してしまう可能性がある病気であること、白血病は治る病気であること、型によってはドナーが必要であること、誰しもがドナーになれるわけではないけれども、たくさんの人が登録することで救われる命が増えることを伝えることだと思っています。

と。

ドナーはまだたった49万人

骨髄移植には白血球の型が一致するドナーの確保が欠かせない。昨年末の登録者数は全国で49万4000人。
最近の新規登録者は毎年3万人以上で推移する一方、提供可能上限の55歳を過ぎて登録が取り消される数も年間2万人を超えており、18歳以上の若い世代の登録者の確保が課題となっている。

池江さんも自分のニュースを知った人たちが、骨髄バンクへの問い合わせをしていることを知り、全ての同じ病気の人たちにも勇気を与えてくれると、ツイッターで感謝した。

もりもと なおき

  • この記事を書いた人

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森本 尚樹 早稲田大学卒。元新聞記者。約20年間、県議会議員を務めました。現在は福祉関連の会社の参与と在京シンクタンクの研究顧問

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