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与党政治家は即入院可能なら、庶民のコロナへの恐怖は理解できない

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石原伸晃さんのような与党有力政治家ならいつでも検査ができて、無症状感染でも即、入院できたら、自宅待機で苦しみ恐怖する何万人の気持ちは多分、わからない。ということは今の医療崩壊を政治的に解決しなければという切羽詰まった気持ちにならないかも…

コロナで自宅待機はすでに全国で何万人単位となっている

東京はもちろん全国で新型コロナウイルスに感染しながら、コロナ対応のベッドが満床となり、自宅待機を余儀なくされる人が溢れ出した。

そして症状が悪化し亡くなる人もおり、まさに医療崩壊が現実のものとなっている。

こうした中、石原伸晃氏が無症状感染で即入院したことがネット上で炎上している。
日本の命運を握る凄いリーダーなら絶対そんな批判は起きないと思うが、失礼ながら彼はもちろんそんなリーダーではない。

過去には原発事故を巡る住民の動きに『どうせ金目(カネ目的)でしょ』など、どうも思慮のない発言の多い政治家だから当然、そうした反発も手伝っての炎上だろう。

以前はこんな暴言をはいたから、余計、批判されている

庶民は感染も怖いが病院で診て貰えない恐怖がある

都市部の友人と話すと今恐れているのは、自分や家族がコロナに感染しても病院に入れない、治療を受けることができないという恐怖だという。
現実に自宅で死亡する人がこれだけ出てくると当然だろう。

そして与党の国会議員ならこんなにすんなりPCR検査ができ、全くの無症状でも入院できたことに、何とも言えない腹立たしさを皆んなが感じたのだ。

恐らく石原さんじゃなくても菅さんはもちろん麻生さん、二階さん、小池さん、みんな同じ対応となるのは間違いない。

与党政治家なら即入院可能だと、庶民の不安は理解できない

今回の石原伸晃さんの件で心配になったのは、与党の政治家なら例えコロナに感染しても直ぐに入院可能で、手厚い治療を受けることができるーと、与党の政治家自身が安易に考えてしまわないかとということだ。

なぜなら現在の病院の状況を政治家として頭では当然、理解しても、自分が簡単に入院できたら、医療崩壊の中にいる庶民の恐怖まで実際に理解できなくなるかもしれない。

すると政治家が現在の医療現場の状況を一刻も早く改善しようという、動きが鈍くなる心配をしてしまう。

医療崩壊が現実となっているのに、与党政治家が心から危機感をもっていると、全く感じれないのだ。

もりもとなおき

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morimoto_ naoki72

森本 尚樹 早稲田大学卒。元新聞記者。約20年間、県議会議員を務めました。現在は福祉関連の会社の参与と在京シンクタンクの研究顧問

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