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世界で2番目と言われても…全く実感ないコロナ経済対策予算

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実感ない世界で2番目のコロナ経済対策予算ー。多くの国民は『アベノマスク』2枚と、10万円の一律給付金しか貰ってないが、日本の新型コロナウイルスに関連する経済対策予算は、なんと世界で2番目だという。

政府にしてもらった感がないのは、直接給付の少なさ

国際通貨基金(I M F)がこのほど公表した財政報告では、アメリカに次ぐ、巨額なものだった。

もちろん飲食店や企業への様々な給付金や何兆円単位となったGo Toトラベルも含まれる。

しかしながら多くの他の先進国のように国民への直接現金給付の少なさが、国民の間に"政府にして貰った感"があまりに小さいのは間違いない。

10万円の給付が一度だけだった

Go Toトラベルの効率の悪さと感染拡大への影響

IMFによると、新型コロナウイルス感染症に関連した世界各国の経済対策は、昨年末時点で総額13兆8750億ドル(約1445兆円)に。昨年9月時点からは2兆ドル以上増えている。

大半が先進国による支出で、日本は米国に次ぐ2番目の規模で前回集計から29%増の2兆2100億ドルにのぼる。
感染対策やGo Toトラベルの延長費用、持続化給付金など。

とりわけGo Toの効率の悪さ、タイミングの悪さは酷く、感染拡大の原因になったと指摘する専門家も。当初の計画通りなぜ感染が終息してからにしなかったか、悔やまれる。

米国は失業給付の拡充や現金給付を2度やった

米国は36%増の4兆130億ドル。失業給付の拡充や中小企業への融資に加え、現金給付を2回実施した。
ドイツが1兆4720億ドル。中国は9040億ドルだった。

もちろん各国、人口の違いがあるから、国民一人当たりに格差があるのは当然。しかし日本は諸外国に比べてあまりに個人給付金の配布が少ない。

さらに国民の間にはアベノマスクやコロナ対策事業での電通などの中抜きに頭にきている。

巨額予算を個人や企業に直接給付したらどれだけ経済対策に実効があったか。

もりもとなおき

  • この記事を書いた人

morimoto_ naoki72

森本 尚樹 早稲田大学卒。元新聞記者。約20年間、県議会議員を務めました。現在は福祉関連の会社の参与と在京シンクタンクの研究顧問

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