連日、無差別発砲により大量虐殺、ついに小さな子どもまで
ミャンマークーデター軍の国民、市民への弾圧が酷い。連日、武器を持たない人たちが数十人は射殺されていたが、ついに100人を大きく超える人たちが射殺された。
家に侵入した軍に7才の女の子まで撃ち殺された。
こんな時にもミャンマー軍記念日の式典があり、発砲で50人が殺害されたというから、何の記念日か。
欧米を中心に経済制裁をするなど圧力を強めているが、どうも軍はへっちゃらのようだ。
中国が後ろ盾についているのが自信の現れだろうが、中国政府は例によって『内政不干渉』とする。実質、支援しているのと同じに見える。


ミャンマーの市民ら
後ろ盾中国ならミャンマー軍の虐殺を止める力あるはずだ
軍もデモ隊もどちらも支援していないというのが習近平政府の公式見解だが、軍を実質支援していると言われても仕方ないだろう。
新疆ウイグル自治区への人権無視の弾圧、香港市民への弾圧、さらには台湾への不当な介入…
これらを非難する国際世論に対し中国政府は『内政干渉』として反発するが、国際世論が人道的見地から干渉するのは当たり前なのだ。
ミャンマー軍の一般市民への虐殺行為に一切声をあげない中国政府だが、習近平氏が止めろと言えば、間違いなく市民は虐殺されずに済むのだ。

親日国ミャンマーのために政府はなぜ大きな声をあげないのか
翻って菅政権のミャンマーを非難する声は小さい。ミャンマーはビルマ時代からずっと親日国で良いお付き合いをしてきた。
ミャンマーの人たちは10年間の民主政権の時代を享受してきた。
それ以前、50年も続いた暗黒の軍事政権時代に戻りたくないから命懸けの戦いをしている。
今こそ欧米諸国と足並みを揃え、日本も毅然とした姿勢を示すべきだ。
でないと媚中派政権といわれるぞ。
もりもとなおき