乳がんからの悲報、本当に多い
知り合いとか有名な女性がずいぶん、乳がんで亡くなっていくような気がします。小林麻央さんはじめ昨日の樹木希林さん、ちびまる子ちゃんの作者さくらももこさん、徳島出身の元ニュースキャスター浜尾朱美さんの死も衝撃でした。
全身に転移しても元気に活動してたのに…
私がたいへんお世話になっていた女性も、この夏、まだ60代の若さで乳がんのため亡くなりました。1月に亡くなったアナウンサーの有賀さつきさんも、乳がんだと言われています。
女性特有のガンですが、実は生存率のひじように高いガンとのことです。即ち治り易いガンのひとつと知り余計、多くの悲報が残念で仕方がありません。
実はガン研究センターが昨日、日本人のガンについて統計データを発表ました。それによると2014年は男50万1527人、女36万5881人で計86万7408人。前年より18578人増え過去最高。
女性はやはり乳ガンがトップ
部位別では男は胃、肺、大腸、前立腺、肝臓の順。
女は乳房、大腸、胃、肺、子宮の順だった。やはり女性は統計上も乳がんが多いようだ。
これまで胃がんのトップが続いていたが、男女合計は大腸ガンがトップとなった。胃がんが減った要因は、若い世代を中心に、原因となるピロリ菌退治が進んでいるためなど。
ステージによって大きく変わってくるのでここには示しませんが、一般的に乳ガン、前立腺ガンは生存率ひじょう高い、即ち治癒しやすいと言われています。だから最近よく聞く乳がんで亡くなったとの悲報は、ひじょうに残念ではあります。
乳がんになる原因と思われる最も大きなリスク要因は、遺伝的なものと言われています。特に、一親等の血縁者に乳がんや卵巣がんの罹患者がいる場合は発症率が高いとされているようです。
身近な女性たちに聞くと、乳がん検診はひじょうに苦痛とのこと。マンモグラフィでの撮影は乳房を強く挟むため、相当痛いようです。
マンモグラフィ
しかし早期発見だと治癒率は極めて高いガンなので、怖がらないで検診をして欲しいですね。
もりもと なおき