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二階発言…東京五輪は中止に向けてカジを切ったと私が思う訳

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"二階のじいさん突然、どうしたんだ"とかメディアもネットも騒いでいるが、これが二階さん独特の政局勘だろうと実は私は感心した。聖火リレー真っ盛りだが、東京五輪は中止もしくは延期に向けてカジを切ったかもしれない。

とても無理ならズバッとやめなきゃならない

昨日の民放テレビの収録でのことらしい。東京オリンピック・パラリンピックの開催について聞かれた二階さんは、なんと

『これ以上とても無理だということだったら、これはもうスパッとやめなきゃいけない』

と、恐らく誰もが予想してないことばを口走ったのだ。
わずか2週間前までは『怖がったら何もできん!』とやっぱりGo Toに旗を降っていた人だ。
この発言を聞きあまりの変わりように誰もが驚いたが、さらなるコロナ禍を見越して『中止もしくは延期』に政治的な保険かけたのではと思えて仕方がない。

米英有力紙が東京五輪開催強行を厳しく批判し始めた

ここにきて世界有数のメディアである米紙ニューヨークタイムズや英紙ガーディアンの論調で、世界の五輪への流れは変わるかもしれないと、実は考えていた。

ニューヨークタイムズは日本でコロナ感染拡大が収まらず、ワクチン接種も滞っていることを指摘。五輪開催は最悪のタイミングで、日本と世界にとって"一大感染イベント"になる可能性があるとまで報じた。
またガーディアンも日本とIOCはこの大会を本当に正当化できるのかと、キツい論調で言及している。

コロナ感染をまん延させたら何のための五輪かとも

こうした報道を二階さんが知らない訳はない。
収録ではさらに中止の選択肢の有無を問われ

『それは当然だ。オリンピックでこの感染病をまん延させたら、何のためのオリンピックか分からない。そこはその時の判断で良い』

とまで言い切った。
政局勘にはとにかく定評がある。そして度胸もある。変な言い方だが素直な部分もある。

小沢一郎氏側近時代に見た二階さんの柔軟さ

実は今から25〜6年前のことだ。二階さんが新進党で小沢一郎党首の側近と言われていた時代だ。
私が党大会に行った時のこと。徳島県の衆院選選対本部長だった私を二階さんが呼び、ある新人候補者のことで私に文句をつけてきた。
私もカチッときて『中央で公募して勝手に押しつけてきたのは執行部だ。何ならお引き取り願います』と言い返した。

すると二階さんは一瞬、戸惑いながらも直ぐに冷静になり怒るどころか『すまない。言われてみればあなたの仰る通りだ』と。深々と頭を下げられたから逆に恐縮し、偉ぶらない柔軟な人だなぁと、感心した思い出がある。
他党にいても当時から自民党が一番欲しい政治家と言われていた。

小沢一郎氏側近の頃の二階さん

さてどうなるか。五輪の有無に関わらず、とにかくコロナは収束に向かって欲しいが、第4波の感染爆発はとんでもないような気がする。

もりもとなおき

  • この記事を書いた人

morimoto_ naoki72

森本 尚樹 早稲田大学卒。元新聞記者。約20年間、県議会議員を務めました。現在は福祉関連の会社の参与と在京シンクタンクの研究顧問

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