国領駅のホームに流れる『太陽にほえろ』や『西部警察』
学生時代の4年間、まだ武蔵野の自然が色濃く残る東京の調布市で暮らした。毎日、新宿に出るため調布駅から京王線に乗ったが特急だとわずか15分だった。
その懐かしの京王線調布駅の二駅隣り、国領駅の列車接近メロディーが何と20日は午前5時の始発から『太陽にほえろ』と『西部警察』になるという。
石原軍団ファンにはホームで電車を待つ楽しみが増えるんじゃないだろうか。
個人的にも『太陽にほえろ』はエキストラで一瞬、出たことがある。屋台のラーメンを女の子と食べている後ろ姿だけではあったが。国領駅に行きたい。

事務所があった調布市は石原軍団ゆかりの地だ
なぜ国領駅にこの曲が…というと、調布市は石原軍団ゆかりの地なのだ。石原プロモーションは1973年に港区から調布市に移転。ずっと調布市内に事務所があり、京王線国領駅に近かった。
ちなみに1973年といえば私も大学に入学し、調布に住み始めた年。こんな偶然もファンとしては嬉しいものだ。
渡哲也さんも亡くなりその石原プロも先月、ついに長い歴史を閉じた。今回は京王電鉄と調布市が、調布の街に根を下ろした石原プロに感謝を込めて企画したようだ。
国領駅だけじゃなく調布駅では20日の午前5時、特設販売所を設け「ありがとう石原軍団記念乗車券」(写真)を発売するという。


石原軍団で思い出した懐かしき調布の街を訪ねよう
ずいぶん、調布の街のことは忘れていたが、ググってみたらその変貌ぶりにも驚いている。
ひなびた平屋建の木造駅舎はデッカいビルに。周辺もデカいマンションが立ち並ぶ。学生時代はとにかく民家しかなかったのに…

今もなぜか思い出すのは確か調布市内にキャンパスのあった白百合女子大学の子たちをよく見かけたことだ。
各駅しか乗れない時はガッカリした反面、白百合最寄りの仙川駅で白百合の女の子が乗り込むのが楽しみだった。
コロナが落ち着いたらぜひ調布を訪ねてみよう。
もりもとなおき