自宅喫煙は家族の健康も害する
若い時は超ヘビースモーカーだった。心筋梗塞を機に50才から完全禁煙に成功したが、もっと早く禁煙すべきだったと思う。
だから新婚の時や子どもたちが小さい頃は換気扇の下とはいえ、家でもたくさん吸っていたから、未だに妻や娘にはなじられる。
『あの頃はお父さんのおかげで家の中で受動喫煙状態だったから、間違いなく健康を損ねた』と。
本当に心から反省している。
やはり家族のたばこは皆んな嫌いだ。そしてたばこを吸うか否かが、今や結婚の大きな条件になってきたようだ。
今は見るだけでゾッとするたばこの陳列
独身の70%が結婚相手は"たばこを吸わない人"を
国立がん研究センターはがこのほど2000人を対象に、インターネットでアンケート調査した結果、独身者の70%は"将来結婚する相手にはたばこを吸わないことを望んでいる"という結果が出た。
そして結婚後、妻や夫、子どもがたばこを吸っている場合も、家族の多くが『禁煙してほしい』と思っていると答えた。
アンケートを行ったがん研究センターは『受動喫煙の害が広く知られ、家族のたばこを嫌がる人が増えている。たばこを吸うかどうかが、結婚において重要な条件になっている』と分析している。
完全分煙の喫茶店。それ以外は行きたくない
元ヘビースモーカーが言うのも恐縮だが、やはり大切な家族のためにも、いま吸っているお父さんは、直ぐにでもたばこはやめよう。
肺気腫で先輩、知人2人を見送ったが、ヘビースモーカーだったことを後悔していた。
たばこにいいことは何もない。昨日はWHOによる"世界禁煙デー'だった。
もりもと なおき