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今使うと爆笑『ナウい』は昭和の流行語の横綱。平成は『今でしょ!』

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ナウい感覚求めた昭和の時代

流行語は時代を反映する。昭和は長かったから様々な流行語が使われた。もちろんその当時が流行語であり、今、思わず使ったら若い人には怪訝な顔をされるし、使った当人も思わず赤面してしまう。

昭和で一番、馴染みがありみんなが使った言葉が『ナウい』だったと思う。確かにランキングを見たらトップだ。

① ナウい ② アベック ③あたり前田のクラッカー ④ よっこいしょういち ⑤ チャンネルを回す ーがベスト5

 

意味は新しいとか近代的とか、新式とか、そんな時に使った。例えば新しい髪型とかジャケットとかパンツとか。
『それナウいね』とか『ナウいじゃん』と言って相手を褒めた記憶がある。
テレビでは大橋巨泉さんが多用していたように思う。
『ナウいナオン(女)がどうしたこうした』とか。

憧れた映画館の"アベック"シート

あとカップルのことは『アベック』だった。映画館のアベック用シートとか、同伴喫茶はアベック喫茶とか。
(ちなみに同伴喫茶はカップル2人が隣り合わせに座りイチャイチャできる店)
とにかく"アベック専用"みたいな使われ方をした。

ドキドキの同伴喫茶

『あたり前田のクラッカー』も上位だ。てなもんや三度笠という生時代劇があったが冒頭、悪者を退治した藤田まことが『俺がこんなに強いのは"あたり前田のクラッカー"』と言いながら懐から前田製菓のクラッカーを取り出すという他愛のないもの。
しかし100回見ても毎回、笑った。

あたり前田のクラッカー

人にものを尋ねられた時、その通りだったら大人も子どもも『あたり前田のクラッカー』と答えたものだ。

何かを始めたい時は『今でしょ!』

さて平成もいろんな言葉が流行りました。昭和と少し趣きが違うのは、流行りのサイクルがひじょうに早いような気がする。

ベスト5は① 今でしょ!② iPS細胞 ③ セクシャルハラスメント ③ IT革命 ⑤ 同情するなら金をくれ 

今でしょ!

トップは大学予備校東進ハイスクールの看板講師、林修先生の『今でしょ!』だった。

これは林先生の自己啓発書のタイトル。"いつやるの?今でしよ!"みたいな使い方になった。
本は2012年刊行だから、すでに7年。かなり長持ちしている流行語だ。

あとiPS細胞、セクシャルハラスメント、I T革命とかが良く使われた。
iPS細胞はさらに実用化が期待されるし、セクハラは流行語というよりも深刻な社会問題。今後、ずっと使われていくだろう。

令和は世相を反映したどんなことばが流行するか、楽しみですね。早くも『令和』そのものが流行語のような。

もりもと なおき

  • この記事を書いた人

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森本 尚樹 早稲田大学卒。元新聞記者。約20年間、県議会議員を務めました。現在は福祉関連の会社の参与と在京シンクタンクの研究顧問

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