世田谷一家殺人事件
犯人は当時、15〜29才、細身の男?
元事件記者として、数ある全国の未解決事件のうち、生きてるうちに真相を知りたい、犯人を見てみたい、犯人を許せないという事件がいくつかあります。
私が直ぐに浮かぶのは
東京都世田谷一家4人殺人事件(2000年12月30日)
東京都八王子市、スーパーナンペイでの女子高生ら3人射殺事件(1995年7月30日)
グリコ森永事件(1984〜1985年)
東京都府中市、3億円強奪事件(1968年12月10日、1975年12月10日時効成立)
まだまだたくさんありますが、殺人事件はなぜか未解決のものほど、手口が残虐、猟奇的で許せないものが多い気がします。
世田谷事件、犯人像を公表
この中で世田谷一家殺人事件について警視庁が来週にも、新たな犯人像を公表すると、報道されました。
持ち物やマフラーから判断し『事件当時15才〜29才の細身の男』が、犯人像とか。
18年目の何で今頃?が、率直なところ。
それと遺留品のヒップバッグで若者と判断したり、マフラーが比較的短いから、首が細い〜細身と判断したのでは?
こんな単純な短絡的な見立てで、犯人像を絞っていいんだろうか?
例えば還暦過ぎた私でも休日はダメージジーンズはいてるし、少年用の野球帽を被ることもある。アニメキャラのキーホルダーもあるし。
事件を風化させないために
しかし事件を風化させないための話題づくりなら、良しとしたい。新たな情報提供を期待したいと思います。
刑事さんたちも代替わりしていますが、何としても犯人を逮捕して欲しいですよね。
スーパーナンペイの事件については一部マスコミに"真犯人"が取り上げられたこともありますが、解決には至っていません。
縛りあげ無抵抗のアルバイトの女子高生ら3人を、順に射殺するという異常な犯行を許す訳にはいきません。
グリコ森永事件は完全に迷宮入りでしょうね。
3億円事件は各方面から推理されていますが、私は犯人はもういないような気がします。
検挙に勝る予防なし。全ての凶悪事件の解決を期待したい。そのためにも市民も警察への惜しみない捜査協力を。
もりもと なおき