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俺も終わった人?舘ひろしの映画「終わった人」で身につまされたこと

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舘ひろしが演じるから、逆にリアリティーが


石原軍団・舘ひろしがサラリーマンの定年後を演じる『終わった人』という映画が話題になっていた。家内に「観てきたら?」と言われたが、茶化したような笑顔で言われたので観るのはやめた。

しかし少々気になるので内館牧子の原作を読んでみた。かなり身につまされながら。そして自分を投影し。"俺の人生も面白かった部分はやはり終わってしまったんだなぁ"と、少し寂しく悲しくなった。

東大を出て入行したメガバンクの出世コースを外れ小会社に出向。そのまま定年を迎えた田代壮介(舘ひろし)。仕事一筋だった彼は途方に暮れた。美容師の妻千草(黒木瞳)は、後ろ向きな発言しかできなくなった壮介に距離を取り始める。このまま老け込むのは不味いと感じた彼は、ジムで体を鍛え直すことにしたが満たされない。「俺はまだ終われない」と職探しをするが、特技もない定年後の男に職などそうない。だが、ある人物との出会いが、彼の運命の歯車を回す──。

以上があらすじ。

出会った人はIT企業の社長で顧問に誘われるが、社長が急死で舘ひろしが社長に。しかし倒産させてしまい、最後は黒木瞳と別々の生活となる。

全くハッピーエンドとはいかない、結末でした。

寂聴さん日わく『もうこんな歳だから』はやめよう


東京の一流企業のサラリーマンって、現役時代と定年後の生活の格差がかなり大きいと聞きます。金銭的なものじゃなく精神的な部分で。現役時代がハデだっただけに、都会の中での孤独感が身に染みるんでしょうね。

舘ひろし演じるサラリーマンのような人はかなり多いような気がしました。

私も仕事だけはハデで波乱万丈の人生でした。で、ほぼ『終わった人』ですが、まあ、楽しくやってます。

瀬戸内寂聴さんが84才で文化勲章を受章した時のパーティーでのご挨拶が印象的でした。

『もうこんな歳だからと勝手に判断して、何もしないのはもったいない。私は80才になって源氏物語を書いたから、文化勲章をいただけたんですよ』と。このお話しをいつも肝に命じてます。

ことしのバレンタインデーにはまだ30人もの女性がチョコをくれたから、まだ『終わった人』ではないと、言い聞かせていますが、女性に関しては終わった人であることは間違いありません。

ちなみに舘ひろしは僕の友人の朝日伸吾君の、愛知県立千種高校ラグビー部の先輩ですが、むちゃくちゃ恐ろしかったとか。まだ全然、終わってなかった時代か。

もりもと なおき

  • この記事を書いた人

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森本 尚樹 早稲田大学卒。元新聞記者。約20年間、県議会議員を務めました。現在は福祉関連の会社の参与と在京シンクタンクの研究顧問

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