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働き方改革の旗を振る厚労省職員の帰宅が一番遅いのは、ダメだろう

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過労死が心配、霞ヶ関公務員


働き方改革の基本中の基本は過労死をなくすこと。そのためにも残業を減らすことだと認識している。しかしながらその改革の旗振り役であることを厚生労働省職員の4人に1人もが退庁時刻が午後11時以降となっていて、霞ヶ関で一番、帰宅時間が遅く残業時間が多いという、シャレにならない職場環境となっているとか。

霞が関で働く国家公務員の労働組合でつくる「霞が関国家公務員労働組合共闘会議」(霞国公)が、霞国公に参加する11組合(省庁)の組合員に残業実態について尋ね、1871人から回答を得た。

退庁時刻は「午後5時より前」から「翌日午前2時以降」までの11の選択肢のうち、「午後11時以降」から遅い4つの選択肢を選んだ人の合計が9.7%にも上った。労組別では旧厚生省系27.0%で最も高く、旧労働省系26.7%。厚労省の前身となる二つの労組が上位を占めた。続いて経済産業省本省21.6%だった。

これらの省庁では過労死ラインとされる月80時間以上の残業をしている人の割合も高く、経産省本省が19.6%、旧厚生省系が19.2%、旧労働省系が13.3%だった。「過労死の危険を感じたことがあるか」との質問には、6月に成立した働き方改革関連法を担当した旧労働省系で11.1%が「感じている」と答えた。


国会議員の協力で早く帰宅できる⁈


霞国公は「霞ヶ関で働く公務員の働き方改革には、国会議員からの質問の通告を早めるといった改善が不可欠」と指摘している。

とにかく自分のため、ご家族のため早く帰宅して、休みもきっちりとりましょう。国会議員の皆さんのご協力も。

もりもと なおき

  • この記事を書いた人

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森本 尚樹 早稲田大学卒。元新聞記者。約20年間、県議会議員を務めました。現在は福祉関連の会社の参与と在京シンクタンクの研究顧問

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