性的犯罪は完全に教師不適格
もちろんどんな犯罪もダメだが、教師としてもっともやってはならないのは性的犯罪だ。
しかし他の犯罪の処罰と一律に対応するものだから、期間限定の停職で済むケースも多い。
とにかく強制性交や強制わいせつよりも遥かに軽い児童ポルノであろうとも、教師の性的犯罪は全て重罪。一律、懲戒免職にすべきだろう。
児童ポルノを隠し持つ教師のいる学校に、親たちは大切な子どもを預けたくない。
教師の児童ポルノ摘発、2倍以上に
昨年1年間に全国の警察が児童ポルノ事件で摘発した教師の数はなんと47人に上り、前年の2倍以上に増えたこと警察庁のまとめで分かった。
警視庁摘発の児童ポルノ関連の証拠品
それによると昨年の全国での児童ポルノ事件の摘発人数は、2315人で前年に比べ612人(35.9%)も増え過去最多を更新した。
このうち教員は47人で、21人だった前年の2.2倍にも増加。年代別では30代が最多の16人で、20代が14人、50代が10人、40代が7人だった。
容疑の内訳は、DVDなどの画像所持が23人と最も多く、なんと児童ポルノを製造していた教師が13人で続いた。
悪質な盗撮は9人いた。大半は勤務する学校のトイレや更衣室などに隠しカメラを仕掛けるなど、教師としてあるまじきものだった。
児童ポルノの被摘発者は懲戒免職にすべき
一方、児童買春事件の摘発人数は全体で725人となり、前年の841人から116人(13.8%)減少した。
しかし教員の摘発は18人で、12人だった前年の1.5倍に増えた。
児童ポルノの画像は、幼い子供がわいせつ行為をされる生々しいものなど、普通の人間なら正視できないものが多いと言われる。
こんな画像を教師が所持すること自体が完全な不適格。例え罰金刑であっても教育委員会は懲戒免職にすべき。
交通違反と同じ扱いにすべきではないだろう。
もりもと なおき