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入館者予想の8.6倍で休館改装へ。金沢21世紀美術館の嬉しい悲鳴

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人気は『金沢』だからということもある


金沢という街はその2文字を聞いただけで旅情を掻き立てる。
高校時代の仲の良かった友人が金沢大学へ進学したので、よく遊びに行った。

当時は文系学部のキャンパスが金沢城の中にあり、なんとも言えない雰囲気を醸し出していた。

五木寛之も小説を書いた金沢

五木寛之も東京を離れこの街に籠り小説を書いた。後の直木賞作品を書き上げた純喫茶『ローレンス』もあり、彼の指定席で私もお茶を飲んだものだ。

純喫茶ローレンス。五木寛之さんがこの店で小説を書いた

このように文化の香り漂う名門都市だから、新設美術館も大人気となるのだろう。

当初予想の8.6倍の入館者は嬉しい誤算と嬉しい悲鳴

とにかくこういうのを嬉しい悲鳴というんだろうな。
石川県金沢市の市立金沢21世紀美術館は、北陸新幹線開業の効果もあり、なんと開館時想定の8.6倍、年間258万人もの入場となり、連日、大混雑。

ここまで凄いと、ハコモノ行政などとの批判の声も聞こえまい。

入館の発券やトイレの利用まで長蛇の列となるため当分の間、全面休館し、大量の入館者に対応できるよう、改装工事に入るという。加賀百万石の城下町。街そのものが文化の香りがする。

金沢美術工芸大学という公立の芸術大学もあり、美術館もこの市立21世紀美術館のほか石川県立美術館、金沢市立中村記念美術館などが人気だ。

徒歩で行ける金沢の人気スポットの中心にある

開館は2004年10月9日。観光客の多くが訪れる兼六園から至近距離。城を復元中の金沢城公園の入口からも近い。
繁華街の香林坊や片町からも徒歩圏内にあるなど、市の中心部に位置する。

周囲には他に金沢能楽美術館、石川近代文学館、石川県立美術館、石川県立歴史博物館など、テーマの異なる芸術関連施設も多数あるから、金沢のまさに文化ゾーン。
21世紀美術館は今やその中心施設だ。

収蔵されているのは幅広いジャンルの現代アートの作品。主に1980年代以降の作家のものが多いから、まだ知名度は低いが、将来性はある。
冬の金沢は旅情を誘うが、こんな訳で21世紀美術館は2月3日まで全面休館とか。

もりもと  なおき

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森本 尚樹 早稲田大学卒。元新聞記者。約20年間、県議会議員を務めました。現在は福祉関連の会社の参与と在京シンクタンクの研究顧問

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