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内定を断る場合、やはり出向いて伝えることはマイナスにならない

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複数内定、嬉しい悲鳴だが断る悩み

2020年卒業の就職内定率が早くも50%を突破しそうだという。就活生は6月1日の選考解禁に向けラストスパートだが、悩ましい問題は複数内定を獲得した人たちの内定辞退。

つまりはせっかくいただいたものでもカラダはひとつ。どうやって企業側に伝えたら良いかということ。

説明会もアッというまに終わり、次々と内定が

先日もある新聞で『直接企業に出向き、感謝を伝えるべき』みたいな記事に、就活生らから大ブーイングが起こったという。
理由は向こうは断る場合、紙一枚なのに、何故こちらは出向かなきゃいかんのだと。
さあ、どうしたもんだろう。

基本は電話、メールでも問題無し

これまでもいろんな学生やわが子にも話を聞いたが、内定を断るにはいろんなパターンがあった。
少しでも良い人材を獲りたい企業に対し、就活生も少しでも理想に近い企業へ入りたい。

学生は内定をいただいた。企業は出してあげたの感覚が一般的。それでも断る企業には感謝を込めて辞退の挨拶をするのが新社会人としては理想ではある。

しかし基本はお互いに忙しい。電話かメールでもいいんじゃないかとも考える。個人的には相手方も複数の人事担当者が共有できるメールがベターと思う。

辞退企業にこれからも宜しくと言ってもらえた学生も

しかし当然例外もある。企業の人事担当者、それも部長クラスが面談過程でその学生に相当、入れ込むケースがある。
通り一遍な面接だけじゃなく、頻繁にランチをし、コミュニケーションをとっている場合だ。それでも複数内定の場合は断らなければならない。

良く知る学生ではあったが大変魅力的な青年で、超大手6〜7社から内定を受けうち2、3の社の人事部長からは頻繁にランチに誘われていた。

私は『ズルズル引きずるより早く一つを決め、キチンと断った方が先方への誠意だと思う』とアドバイスした。

彼は全て出向いて断りを入れたらしいが、『ビジネスの中でまたどんな関わりがあるか分からない。こちらこそ宜しく!』と、先方から言われたという。

人はまた違った形で繋がるかもしれない

何年か前、うちの愚息は公務員志望で何ヶ所か内定をいただいた。
辞退は電話で良かったようだが、私は『何度も面接し相手が気に入ってくれたんだ。時間があるなら出向いて辞退の挨拶と、身の振り方をお伝えしても良いかもな』とアドバイス。

さっそく関東のある役所の人事にご挨拶に出向いたら副知事室まで案内され、しばし談笑していただいたとか。

この時も副知事さんに『またどんなご縁ができるかも分かりません。頑張ってください』と、激励されたようでした。

人はまたはどんな形で繋がるかも分からない。時間があればその会社に出向いて辞退するのも、人生にはきっとプラスになる気がします。
もちろん、内定までに良い印象が残った企業だけで良いとは思いますが。

もりもと なおき

  • この記事を書いた人

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森本 尚樹 早稲田大学卒。元新聞記者。約20年間、県議会議員を務めました。現在は福祉関連の会社の参与と在京シンクタンクの研究顧問

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