なぜ夫婦だった?樹木希林さんと裕也さん
樹木希林さんとロックンローラー内田裕也さんが夫婦であることは、ずっとしっくりこなかった。どうこでどうやって知り合い、結婚までに至ったのか。
ちょっと調べてみたら、悠木千帆時代の1973年、ある番組で知り合ったムッシュかまやつさんが、紹介したとか。
しかしせっかく結婚したのに同居したのはわずか1年半。1981年には夫の内田さんが樹木希林さんの合意なしに離婚届を。裁判により認められなかったから、戸籍上はずっと夫婦だった。
2人の別居理由は内田さんのDVと噂されたが、真相は不明。
裕也さんと徳島のスナックで遭遇
実はロックンローラーの裕也さんとは一度、徳島市秋田町のスナックで偶然、遭遇したことがある。やはり独特の風貌で、一瞬で裕也さんとわかりました。こちらは2人でしたが、なぜか店にはひとりで。ロックンローラーらしくウイスキーをロックでやってました。
ちょうどお嬢さんの也哉子さんと、モッくんこと本木雅弘さんが結婚した直後だから1995年のこと。
『お嬢さんとモッくん、この度はおめでとうございました』と、私がいきなり話しかけたら、『ありがとうございます』と。一挙に距離が縮まりカウンターの隣に座りました。
私の話に何度も『それマジ⁈』と
ロックの話し、グループサウンズ時代の『内田裕也とザ・フラワーズ』の話し、裕也さんが脚本を書き主演を務め評判となった映画『コミック雑誌などいらない』の話しなど、昔話しをいろいろと。
『良く俺のこと知ってくれてるねぇ。嬉しいなぁ』と、たいそう喜んでくれました。
結局、だれと待ち合わせるでもなく、初めて入ったという店ではずっとひとり。不思議な人でした。
もりもと なおき