強姦では初めての無期懲役判決
強姦で初の無期懲役判決が下された。15人も乱暴し強姦致傷などに問われたから死刑でも足らないくらいだが、とりあえず厳罰化の流れは徐々にできつつあるのだろうか。
とにかくこんなヤツは社会の一員であることは許されない。これまでの甘い対応、甘い判決に私は昔から疑問を感じてきた。
強姦致傷などの罪に問われたのは、元会社員原田義人被告(46)。裁判員裁判が津地裁であり、田中伸一裁判長は求刑通り無期懲役の判決を言い渡した。
判決によると、原田被告は2010年1月~17年6月、鈴鹿市や同県四日市市で深夜に住宅に侵入するなどし、当時17~42歳の女性に刃物を突きつけて「騒いだら殺す」などと脅し、性的な暴行をした。
罪に問われた強姦事件は致傷3件、未遂2件を含め、計15件にものぼっている。
判決では「強姦事件数が類を見ず突出しているうえ、犯行も特に悪質」と指摘。「これまでの裁判員裁判で最も重い刑となった事案に比べても、一段と重い位置づけをするほかない」とし、有期刑を求めた弁護側の主張を退けた。
これまでの裁判員裁判で強姦致傷事件で最も重い刑は、有期刑の上限である
懲役30年だった。
女性の心に一生深いキズを残す。出すべきでない
先日、中学3年生が卒業式の夜、乗っていた親のクルマごと見知らぬ男に連れ去られ、強姦された事件の判決があった。このクズに対し判決はわずか11年。
まだ若い被告だった。一生出さないで欲しいというのが、全ての女性の願いだろう。
性犯罪者に対し、さらなる厳罰化を望みたい。
もりもと なおき