おやつの詰め合わせがおもてなしセット
助成金の不正流用など不祥事に揺れる日本ボクシング連盟、山根明会長のおもてなしセットには笑ってしまった。MEIJIのアーモンドチョコ、森永ミルクキャラメル、みりんのしイカ、煎餅詰め合わせ、カンロ飴、乾パン1缶、りんご、みかん、バナナ一房、焼酎、日本酒…元ボクサーなのに、かなりの甘党やな、こいつ。
このセット一揃いを会長出席の大会を受け入れる地元協会は、山根氏が宿泊するホテルの部屋に完璧に準備しなければならない。側から見たら滑稽この上ないが、大真面目で何年も続いていた訳だ。
ワンマンぶりはすさまじく、連盟会長は終身。すでに7年もやっている。アメフト問題でも謝罪もなくやり過ごしている日大田中英寿理事長とは長年の盟友というから、まさに類は友を呼ぶ。
堂々たる貫禄
類は友。日大田中理事長とは盟友
補助金不正流用もさることながら、ジャッジの不正は許されない
奈良判定という、自分の地元の奈良県の選手が勝つように仕向けるいかさま判定を、審判に強要していたともいうから、これだけスポーツを愚弄した話しはない。完全にクズだな。
こういう人間を会長として奉り、不法行為に目をつぶってきた役員らも同罪、1日もはやく一掃されるべきだ。
ロンドンオリンピック金メダリストで、WBCミドル級世界チャンピオンの村田諒太は「速やかに辞めるべき」と、はっきりと言っている。村田はロンドンオリンピックではボクシング素人の山根の息子をセコンドにつけられて、エライ目に遭っている。敵はリングサイドにもいたと表現、批判した。
ニュースで「スポーツ団体の不祥事が止まりません」と、キャスターが言っているが、日大アメフト問題で明らかになったように、いずれも長い期間、既得権にあぐらをかいた連中の存在そのものが不祥事。東京オリンピックまであとわずか2年だが、他の団体もどんどんウミを出し、日本のスポーツ界を浄化していこう。
わたしも以前、ある競技団体の県会長と、西日本の会長も仰せつかっていたことがある。役得などもちろんなく、大会では審判の弁当が足らなくなっては大変なので、毎回、勧められても遠慮したりしてました。忖度なし!(笑)
もりもと なおき